第3期港北区地域福祉保健計画 計画期間 平成28年度~32年度 ひっとプラン港北 平成28年3月 横浜市港北区役所/社会福祉法人横浜市港北区社会福祉協議会 「誰もが安心して健やかに暮らせるまち港北」を目指して 港北区で初めて地域福祉保健計画が策定されてから10年が経過しました。5年前には東日本大震災を経験しました。ともに支え合う「地域福祉」への理解は深まり、各地区の特性を踏まえた実践活動が、地域の皆様のご努力によって活発に展開されています。  一方、団塊の世代が全て後期高齢者となる2025年まで、残り10年となりました。医療と介護の深刻な需給ギャツプが予想される中、医療・介護・保健の関係機関の専門職が連携して一体的なサービスを提供するとともに、地域住民による見守りやボランティアなどの活動を充実することによって、高齢者の地域生活を支える「地域包括ケアシステム」の構築が喫緊の課題となっています。  豊かな福祉社会は、支援を必要とする方(高齢者・障害者・子ども・子育て中の親・生活困窮者など)への各種制度による「フォーマルな支援」と、住民相互の支え合いといった「インフォーマルな支援」の双方の充実により実現します。第3期港北区地域福祉保健計画「ひっとプラン港北」は、後者に軸足を置いた行動計画であり、福祉社会の土台となるものです。区民・団体・事業者の皆様と行政との協働を更に進めるなど、本計画の着実な実行が、「地域包括ケアシステム」の構築をはじめとする福祉保健分野の諸プランの推進に大きく寄与し、誰もが安心して健やかに暮らせるまちになっていくものと確信しています。  さて、素案への意見募集では、菊名小学校6年生の皆様から多くのご意見をお寄せ頂きました。弱者の目線から地域の課題を考える姿勢に感心するとともに、次世代の担い手として頼もしく感じました。菊名小学校の皆様を含め、本計画の策定にご協力頂きました計画策定・推進委員会をはじめとする全ての区民の皆様に深く感謝申し上げます。 本計画の実現に向けて、引き続きのご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。 港北区長  横山 日出夫  港北区社会福祉協議会では、平成7年度に地域福祉活動を推進する民間計画として横浜市港北区地域福祉活動計画を策定し、以来第3次15年にわたりその実現に向けて区民の皆さまとともに推進してきました。  平成23年度からは、本会と港北区とが共通の理念・目標のもとで「港北区地域福祉保健計画」第2期計画として一体的に策定・推進を行ってきました。また、計画の愛称を「ひっとプラン港北」として、区域そして地域の計画の連携により、より身近な地域における福祉保健活動を、重層的かつ総合的に推進できるようになりました。  人口の高齢化が進む中で家族機能も変わりつつあり、区民一人ひとりの日々の暮らしを支えていくためには、「地域の力である」身近な地域の中にあるつながりや支えあいの活動はますます重要なものとなっていきます。  第3期計画も「ひろがる」「つながる」「とどく」を推進の柱として、これまで以上に多くの区民や福祉・保健の関係機関・団体、事業者の皆さまに参画していただきながら、身近な地域の中でつながりや支えあいの豊かな「港北」を目指し「共助の層」を厚くすることにより「誰もが安心して健やかに暮らせるまち港北」の実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。  最後になりますが、本計画の策定にあたり熱心に御検討をいただいた第3期横浜市港北区地域福祉保健計画策定・推進委員会の委員の皆様をはじめ、各地区の皆さま、そして広くご意見をお寄せくださった区民の皆さまに心よりお礼申し上げます。そしてこれからの計画実現に向けての様々な取組やその推進につきましても、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 社会福祉法人横浜市港北区社会福祉協議会 会長  飯山 精三 目次 第1章 第3期港北区地域福祉保健計画の策定にあたって  1 地域福祉保健計画とは  2 計画の位置づけ                3 港北区地域福祉保健計画の構成 第2章 計画の背景と取組の方向性  1 港北区の状況  2 第2期計画の振り返り      (1)主な取組   (2)成果   (3)第3期計画で取り組むべき課題と方向性  3 第3期計画が目指すもの   (1)計画の基本理念   (2)計画推進の柱と愛称   (3)計画推進における区役所・区社協の役割の明確化 第3章 計画推進の柱と具体的な取組  1 計画推進の柱「ひろがる」    重点取組【ひろがる-1】     幅広い住民の地域活動への参加促進    重点取組【ひろがる-2】     地域活動の活性化と拡がり促進    重点取組【ひろがる-3】     未来を担う次世代育成  2 計画推進の柱「つながる」    重点取組【つながる-1】     人と人とのつながりづくり    重点取組【つながる-2】     年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが参加できる場づくり    重点取組【つながる-3】     健康寿命を延ばす取組の推進  3 計画推進の柱「とどく」    重点取組【とどく-1】     支援が必要な方を発見し支援につなげる仕組みづくり    重点取組【とどく-2】     身近な場所での相談・支援が受けられる環境整備    重点取組【とどく-3】     災害に備えた要援護者支援の仕組みづくり 第4章 計画の推進  1 推進体制  2 計画推進に参加する組織や団体   (1)区役所・区社協   (2)地域ケアプラザ   (3)地域組織・福祉保健活動団体・施設・企業・区民  3 区役所・区社協の主な施策・事業   (1)区役所   (2)区社協  4 計画の進め方 第5章 地区計画  1 地区区分と概況  2 地区計画策定の経過    日吉地区         綱島地区         大曽根地区         樽町地区         菊名地区         師岡地区         大倉山地区         篠原地区         城郷地区         新羽地区         新吉田地区        新吉田あすなろ地区    高田地区      資料編 用語解説      「ひっとプラン港北」策定・推進委員会、同検討部会委員名簿 第1章  第3期港北区地域福祉保健計画の策定にあたって 1 地域福祉保健計画とは   地域福祉保健計画は、「その地域に住む誰もが自分らしく安心して暮らせるまち」を目指し、地域住民と関係団体、行政、事業者等が連携して地域の福祉保健課題の解決に取り組み、助けあいや支えあいのある地域づくりを進める計画です。社会福祉法第107条の規定に基づき、各市町村が策定することとなっている地域福祉計画に位置づけられますが、横浜市では、福祉と保健の両分野の取組を一体的に推進するため、計画の名称を「地域福祉保健計画」としています。横浜市には市全体の計画である市地域福祉保健計画(=市計画)と、区ごとに策定する区地域福祉保健計画(=区計画)があります。   同様の計画として、全国社会福祉協議会が策定した地域福祉活動計画策定指針に基づいて策定・推進する「地域福祉活動計画」があります。この計画は、住民や各種施設、団体等が社会福祉協議会と協働し、民間サイドから福祉のまちづくりを進める活動・行動計画です。   地域の福祉保健を推進するこの2つの計画が相互に補完し、連携と役割分担をすることがより効果的かつ効率的な推進につながることから、港北区では第2期計画から、区計画である「港北区地域福祉保健計画」と区社協(※)が策定する「港北区地域福祉活動計画」を一体的に策定し、名称を「港北区地域福祉保健計画」に統一しました。   ※「区社協」……本計画では横浜市港北区社会福祉協議会を「区社協」と略して表記します。 2 計画の位置づけ ア 「横浜市中期4か年計画」との関係   「横浜市中期4か年計画」(平成26~29年度)の基本政策「女性・子ども・若者・シニアの支援」「市民生活の安心・充実」の中の様々な施策が地域福祉保健計画の推進と関連しています。また施策の1つである「参加と協働による地域自治の支援」の中で、地域福祉保健計画の推進はその取組として位置づけられています。 イ 「長期ビジョン2025」との関係   横浜市社会福祉協議会と18区社会福祉協議会では2025年という年に焦点を合わせて、横浜の地域福祉推進に向けて、両社会福祉協議会が果たすべき役割と取組を横浜市社協「長期ビジョン2025」としてまとめました。(平成25年策定)   第3期計画においては、この「長期ビジョン2025」に示す方針に基づき区社協の事業推進を行います。 ウ 福祉保健の分野別計画との関係    横浜市には、各法を根拠とする福祉保健の分野別計画として、「横浜市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(老人福祉法、介護保険法)」「横浜市障害者プラン(障害者基本法、障害者総合支援法)」「子ども・子育て支援事業計画(子ども子育て支援法)」「健康横浜21(健康増進法)」があります。   地域福祉保健計画は、各分野別計画に共通する理念や方針、地域で取り組む方向性などを明示し、それぞれの計画の対象者を含む住民全体の地域生活の充実を図ることを目指しています。 工 市計画・区計画の関係    横浜市の地域福祉保健計画は、市計画と18区の区計画で構成し、合わせて社会福祉法第107条の規定により市町村地域福祉計画と位置付けています。    政令指定都市である横浜市の場合、各種福祉保健サービス提供や区民ニーズと地域特性に基づく取組の中心は区であるため、各区計画を策定し、区の特性に応じた取組を進めています。 【第6期横浜市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画】(平成27年度~29年度)(よこはま地域包括ケア計画)  <基本目標>   高齢者が地域で引き続き自立した生活が送れるよう、その人の状態に応じて、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスを切れ目なく提供する「地域包括ケアシステム」の実現を目指します。 【第3期横浜市障害者プラン】(平成27年度~32年度)  <基本目標>   自己選択・自己決定のもと、住み慣れた地域で、「安心」して「学び」「育ち」暮らしていくことができるまちヨコハマを目指す 【横浜市子ども・子育て支援事業計画】(平成27年度~31年度)  ~子ども、みんなが主役!よこはまわくわくプラン~  <目指すべき姿>   未来を創る子ども・青少年の一人ひとりが、自分の良さや可能性を発揮し、豊かで幸せな生き方を切り拓く力、共に温かい社会をつくり出していく力を育むことができるまち「よこはま」 【第2期健康横浜21】(平成25年度~34年度)  <基本理念>   すべての市民を対象に乳幼児期から高齢期まで継続して、生活習慣の改善や、生活習慣病の重症化予防を行うことで、いくつになってもできるだけ自立した生活を送ることのできる市民を増やします。  <基本目標>   10年間にわたり健康寿命を延ばします。 3 港北区地域福祉保健計画の構成   港北区地域福祉保健計画は、区内13の連合町内会・地区社会福祉協議会ごとに定める「地区計画」と、「区全体計画」から構成されています。 ア 地区計画   その地区の住民が主体となり、地域の特性や資源を活かしながら、福祉保健を中心とした地区の生活課題について検討し、解決していくために策定・推進する計画です。 イ 区全体計画   区役所と区社協が中心となり、各地区計画での取組とも連携しながら、区域の福祉保健課題について検討し、解決していくために策定・推進する計画です。   地区計画と区全体計画は、それぞれ独立した計画ではありません。第3期計画の策定にあたっては、基本理念や計画推進の柱を共有しながら、地区計画と区全体計画を一体的に策定してきました。また、計画の推進にあたっても、相互に連携しながら取組を進めていきます。 第2章  計画の背景と取組の方向性 1 港北区の状況   港北区は、横浜市の北部に位置し、人口、世帯数とも、市内第1位の規模となっています。   農業、工業、商業などの経済活動も盛んで、交通の利便がよいことから、東京都心部のベッドタウンであると同時に、新横浜周辺の商業地域や大学が立地するなど、通勤通学地の側面も併せ持ちます。   これらの地勢などの特徴から、人口の転入出が活発であるとともに単身者世帯が市内で最も多くなっています。また、生産年齢人口の割合は市内で2番目に高くなっていますが、総人口に対する高齢者の占める割合は年々上昇しており、高齢者の単身世帯も増加しています。このような人口、世帯をはじめとした状況や傾向などを踏まえ、将来の港北区の姿を考えながら地域の福祉保健課題に取り組むことが大切です。 (1)人口、世帯数は緩やかに増加している  港北区は、20~30歳代の転入出が活発です。区総人口における生産年齢人口のうち、20~30歳代の割合が横浜市平均と比較しても高いことが特徴です。一方で、老年人口比率は横浜市平均よりも低くなっていますが、その割合は年々上昇しています。  人口・世帯数は、20歳代の転入超過が続いていることから増加し続けており、今後も緩やかな増加傾向が続くと予想されます。 (2)規模の小さい世帯が多い  1世帯あたりの人数は徐々に減り、平成27年9月末現在2.06人/世帯で、市の平均2.15人/世帯を下回っています。  世帯の内43.9%が単身世帯で、2人の世帯を含めると世帯数の68.6%になります。  世帯主の年齢別に世帯の状況をみると、年齢を問わず単独世帯が多くなっていることがわかります。 (3)子どもや子育て世代が多い  25~39歳の子育て世代の割合は横浜市の平均と比較しても高くなっています。また、0~5歳の子どもの人口比率も横浜市の平均より高くなっていますが、そのほとんどが夫婦と子どもだけの世帯(核家族)です。  0~5歳の子どもがいる世帯の共働き率は32.6%で横浜市の平均30.6%を上回っています。0~3歳の子どもがいる世帯の共働き率が横浜市の平均より高くなっている点が特徴です。 (4)支援の必要な高齢者が増加している  高齢化率(65歳以上の人口割合)は、19.0%(平成27年9月)です。若い世代が多いため、高齢化率は横浜市平均と比べて低くなりますが、高齢者が少ないわけではありません。  高齢者の人口密度は20.5人/haあり、市の平均をわずかながら上回っています。高齢者数も増加しています。  また、高齢者だけで暮らす世帯が増加しています。高齢者のみで暮らしている世帯数は30,543世帯で、世帯総数の18.6%を占めています。特に75歳以上のひとり暮らしの世帯の増加が目立っています。  65歳以上の高齢者の17.7%が介護認定を受けており、その割合は増加しています。  今後も高齢者は増え、特に、生活支援の必要性が高まる75歳以上の高齢者が増えていくと考えられます。 (5)障がいのある人も増えている  障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)を持っている方は、この5年間で約2,000人増えています。 (6)施設が充実してきている  地域ケアプラザや「親と子のつどいの広場」など、福祉保健の拠点となる施設が増えました。また、保育施設やグループホームなどの小規模な施設が増加しています。 (7)近隣との関係が薄れてきている  平成26年度の市民意識調査によれば、隣近所との付き合い方に関する質問において、港北区民の回答は「顔もよく知らない」の比率が特に高くなっています。  また、平成24年度の区民意識調査では、「近所の人にあいさつなどで声をかけるか」という質問に対し、「まったく声をかけない」、「あまり声をかけない」と答えた方は24.1%で、平成20年に行った前回調査(11.6%)より大きく増えています。  一方、隣近所で相談に乗ってほしい人については、「近所の知り合い・友人」に43.7%もの人が期待していることがわかります。 コラム 港北区における「2025年問題」と地域包括ケア  日本全体が「2025年問題」(後期高齢者の急増、世帯の小規模化の進行など)という大きな社会的課題に直面する中で、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができ、また、医療、介護、生活支援、予防、住まいが一体的に提供されるよう地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築が求められています。  港北区でも、若い層が多い人口構成になっていますが老年人口割合は増え続けており、今後も高齢者は増え、特に生活支援が必要な75歳以上の高齢者が増えると考えられます。また、家族規模の縮小や近隣との関係の希薄化により、個人や家族だけでは解決できない問題が増えていきます。  そのため、医療と介護の連携、元気なうちからの介護予防の取組、NPO・企業・ボランティア等地域の多様な事業主体による支援の体制づくりなど、行政サービスだけでなく様々な機関や職種が連携していくことが重要になってきます。  港北区としても、2015年まであと10年を切った中、これまで積み上げてきた経験を活かし「地域包括ケアシステム」の構築に向けた取組をさらに推進していきます。 2 第2期計画の振り返り (1)主な取組  第2期計画では、基本理念「誰もが安心して暮らせるまち港北」のもと、3つの推進の柱(「ひろがる」、「つながる」、「とどく」)に沿って、区民の方々と区役所、区社協、関係機関などが様々な福祉保健課題に取り組んできました。 ア 区全体計画(区役所・区社協)  区役所及び区社協は、地域ケアプラザと連携しながら、13地区ごとの地区計画推進を支援するとともに3つの推進の柱の目標に沿って、区域全体に関わる課題解決に取り組みました。 [目標1] 地域活動を担う人材を広く集めます [目標2] 地域活動が円滑に行えるように支援します  ボランティアの発掘、育成のため、ボランティア育成講座の開催方法を工夫したり、地域活動の支援をしている機関同士の連携を進めたりする取組を行いました。  地域の福祉保健活動が円滑に進むよう、運営支援や活動理解への啓発を行いました。  主な取組  ◇ボランティア育成講座、学生向けボランティア体験の実施  ◇区ボランティアセンターと区民活動支援センター、地域ケアプラザとの連携  ◇地域活動を行う団体等への事業経費助成、運営支援 [目標3] 地区計画の推進を応援します [目標4] 福祉保健に関する活動を支援します  区役所・区社協と地域ケアプラザが共同で13地区ごとの地区計画推進を支援しました。  活発な地域づくりを目指し、地域の住民や活動団体が交流する場づくりや、身近な場所で健康づくりや介護予防を行う活動の支援を行いました。  主な取組  ◇地区計画推進支援、年度版地区計画の作成・配布  ◇健康づくり活動の支援と健康維持に関する啓発  ◇介護予防への啓発、元気づくりステーションの支援  ◇親と子のつどいの広場、みんなの居場所、地域の交流サロンの支援 [目標5]情報を収集し提供する仕組みづくりを進めます [目標6]必要なサービス・相談支援が届く仕組みづくりを進めます  支援を必要としている人に的確な情報を届け、また、福祉保健活動団体が行う情報発信の取組を支援しました。  高齢者、障がい者、子育て世帯等が安心して地域での暮らしを継続できるよう、地域で見守る仕組みづくりや、当事者への理解促進、孤立予防・虐待防止の取組を進めました。  主な取組  ◇障がい児・者の移動に関する相談窓口「おでかけGO!港北」の運営  ◇「災害時要援護者支援事業」「ひとり暮らし高齢者『地域で見守り』推進事業」の推進 ◇子どもや高齢者、障がい者の虐待防止の取組推進  ◇認知症サポーター養成講座、子育てや障がい等に関する啓発の実施  ◇地域包括ケアシステムの推進(医療と介護の連携、地域ケア会議)  ◇生活困窮世帯にある中学生に対する学習支援  ◇保育所での子育て相談など地域支援の推進 イ 地区計画  区内13の連合町内会ごとに地区計画を策定し、推進しました。各地区では、連合町内会や地区社会福祉協議会、福祉活動団体、区の委嘱委員などのメンバーが中心となって、地区の状況に応じた課題の解決に取り組みました。高齢者や障がい者を含む様々な世代が集う場づくりや、災害などに備えて支援が必要な人を地域で見守る仕組みづくり、情報発信に関する取組が多く行われました。 主な取組  ◇地域イベントの充実  ◇支援が必要な方への理解促進の取組  ◇子育てサロン、高齢者サロン、異世代交流サロンの開催  ◇障がい児余暇支援  ◇災害時要援護者支援  ◇認知症徘徊高齢者の見守りネットワーク  ◇イベントカレンダー、広報紙の発行  ◇ホームページ運営 (2)成果  ◇1年ごとに計画の取組状況を振り返り、計画を追加・修正しながら改善するサイクルを取り入れたことにより、地域住民の福祉保健課題に対する意識や理解が深まりました。  ◇認知症や障がいへの理解が深まり、区民の意識啓発が進みました。  ◇健康づくりや介護予防の活動が増え、また、活動への参加が高齢者の孤立防止や地域住民同士の交流につながりました。  ◇住民が気軽に交流できる場が増えました。  ◇支援者のネットワークづくりが進み、地域課題の共有や支援の質の向上につながりました。  ◇ホームページなどを利用した地域の情報発信が活発に行われました。  ◇介護や子育てなどへの理解が広がり、地域で支援する取組が増えました。  ◇ひとり暮らし高齢者や、災害時に支援が必要な人等を把握し、日常的に見守っていこうという機運が地域で高まっており、具体的な仕組みづくりが進められました。 取組事例紹介  ひろがる  小学校高学年に対する認知症啓発講座 ~城郷地区~ 城郷地区地域支えあい連絡会  小学生も地域の見守りメンバーの一員という考えから、城郷小学校・小机小学校の5・6年生とその保護者を対象として、認知症啓発講座を年1回実施しています。  つながる  空家の活用 ~日吉地区~ えんがわの家よってこしもだ  えんがわの家よってこしもだは有志の方々が空家を活用し、世代を超えた地域交流、世代ごとの活動など、下田町の地域住民をはじめ多くの人々に気軽に立ち寄っていただける居場所です。  現在は慶応大学と協力した科学を学ぶイベント、地元の農家と協力した農業イベント、コンサートの開催など活動に拡がりをみせています。  とどく  地域たすけあい型ボランティア ~大倉山地区~太尾ふれあいクラブ  大倉山地区に在住する65歳以上の高齢者を対象に、買い物・掃除・草取り・電球交換・ゴミだし等を行つている有償のボランティアグループです。  今後は、付き添いの支援や食事の支援等サービス内容を拡充していく予定です。 (3)第3期計画で取り組むべき課題と方向性  第2期計画では福祉保健課題に対する理解が深まり、様々な活動が増えてきました。しかし、今後予想される後期高齢者の急増や世帯の小規模化など、様々な社会的な動向から、港北区においても福祉保健の取組をさらに深めていく必要があります。これまで築き上げてきた地域の助けあい、支えあいの仕組みやその成果を活かしながら、地域の福祉保健課題の解決に取り組んでいきます。 ●住民主体と協働  港北区は、古くから地縁組織を中心とした地域活動が活発です。また、地域に関心を持つ学生や若い世代が新たな視点で地域活動に取り組んでいます。地域福祉の推進や地域課題の解決には住民主体の取組が欠かせません。これらの住民主体の取組に加え、住民や活動団体等と行政、NPO法人や企業等との協働による取組も進めていく必要があります。 ●社会参加と自立の促進  高齢者や障がい者などが他者から支援されるだけでなく、積極的に役割をもって地域活動に参加できるよう、地域の理解、環境の整備が必要です。できるだけ長く健康で自立した生活を送るための個人の取組を推進していくことも重要です。 ●地域包括ケアシステムの構築  「2025年問題」を見据え、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるような仕組み(地域包括ケアシステム)の構築が急務です。地域包括ケアシステムは、高齢者のみならず、障がい者や子どもを含む地域のすべての住民にとっても安心して暮らせる地域の実現につながります。 ●身近な地域での重層的な支援(※)システムの構築  孤立している人や支援の手が届かない人の数は増えています。より効果的なサービスの提供、多様な支援者の連携や地域とのつながりづくりに力を入れ、身近な地域での重層的な支援(※)システムを作ることが必要です。 ●区役所、区社協、地域ケアプラザの地域支援強化  地域住民の自発的な取組に対して、区役所と区社協、地域ケアプラザは明確に支援内容を提示し、地域で解決が難しい課題に対してより積極的に取り組んでいくことが必要です。  ※「重層的な支援」……支援が必要な人を支える制度や活動の守備範囲が重なり合つて、できる限り多くの人に支援が届<ようになっている状態 3 第3期計画が目指すもの (1)計画の基本理念    基本理念  誰もが安心して健やかに暮らせるまち 港北  すべての区民が人とのつながりをつくりながら、できるだけ長く健康に自立して過ごすことを基本に、助けあい、支えあいのある安心して暮らせるまちを目指します。  第3期計画では、第2期計画の基本理念である「誰もが安心して暮らせるまち港北」を継続しながら、新たに「健康」という視点を加え、これまで積み重ねてきた取組をさらに充実・発展させていきます。 (2)計画推進の柱と愛称  第2期計画では、計画推進の柱を「担い手、理解が『ひろがる』」、「人、活動が『つながる』」、「情報・サービス、支援の手が『とどく』」とし、また、この推進の柱の3つの頭文字「ひ」「つ」「と」をつなげた「ひっとプラン港北」を愛称として計画を推進してきました。  第3期計画でも第2期計画に引き続き、「ひろがる」「つながる」「とどく」を計画推進の柱とし、「ひっとプラン港北」を計画の愛称として継承していきます。 (3)計画推進における区役所・区社協の役割の明確化  計画推進における区役所と区社協の役割は、住民などによる身近な生活課題への取組を支援し、さらに発展させていくことや、社会情勢の変化を踏まえた施策を地域の特性にあわせて実施していくことです。第3期計画においては、より一層区役所・区社協の役割を明確にし、地域の身近な福祉保健拠点である地域ケアプラザと共に、以下の役割を担いながら地域との連携を進めていきます。 ■住民や民間活動団体、事業所等が行う福祉保健活動との連携と支援  ・住民や地域活動団体、NPO法人、企業等と、区役所、区社協の間で有機的な連携(※)を進め、地域の状況に応じた福祉保健事業を展開します。  ・地域活動団体に対する企画、運営、広報等の支援を強化します。 ■地域と民間事業者を含む多様な団体、専門機関のネットワーク構築  ・自治会町内会、福祉活動団体、ボランティア、事業所や専門機関等のネットワークを構築し、地域で支援を必要とする人を重層的に支える仕組みをつくります。  ・テーマ型の活動(※)を展開している団体、企業等と地縁組織の連携のきっかけをつくることにより、地域活動の活性化を図ります。 ■地域活動を推進するための環境や条件の整備  ・地域活動の円滑な推進のため、担い手の確保や財源的な支援、活動拠点となり得る場の検討、必要な情報の整理等を行います。 ■福祉保健課題や地域の福祉保健活動に関する理解普及  ・幅広い世代の住民に対して、福祉保健活動の理解普及・啓発を進めます。  ・個別の支援に関する課題検討の中で明らかになった地域の課題を、地域の住民と共有し、解決に向けた検討を行う場を、小さなエリアごとにつくっていきます。 ※「有機的な連携」…‥共通の目的をもつ制度や活動の担当者同士が情報を共有し、相互理解と役割分担が進んでいる状態 ※「テーマ型の活動」…‥子育て支援団体、障がい者・高齢者等の支援団体や当事者団体、福祉や介護、環境保護といった特定のテーマで活動する団体 コラム 「ひっとプラン港北」って?  「港北区地域福祉保健計画」*の愛称です。  この愛称は、2期計画策定時に区民の皆さんから募集したもので、計画のキ-ワードである、担い手が<ひろがる>、活動が<つながる>、情報・サービス、支援の手が<とどく>の3つの頭文字「ひ」「つ」「と」をつなげ、「ひっとプラン港北」に決定しました。コツコツとヒットを積み重ねることで確実に計画がつながり進んでいくという願いを込めています。 *区計画である「港北区地域福祉保健計画」と区社協が策定する「港北区地域福祉活動計画」を一体的に策定し名称を「港北区地域福祉保健計画」に統一しました。 第3章  計画推進の柱と具体的な取組 基本理念  誰もが安心して健やかに暮らせるまち 港北 計画推進の柱 推進の柱1[ひろがる] 理解と参加のひろがりによる活発な地域づくり 世代を超えて理解と参加を促し、活発で持続可能な地域づくりを進めます。 重点取組 ひろがる1 幅広い住民の地域活動への参加促進 取組目標  ①地域活動の魅力を伝え、多くの住民の理解を深めます。  ②多様な地域活動への参加のきっかけをつくり、継続に向けた支援を行います。 重点取組 ひろがる2 地域活動の活性化と拡がり促進 取組目標  ①円滑な福祉保健活動の推進のために、地域資源の活用を進めます。  ②多様な活動団体のネットワークづくりを進めます。 重点取組 ひろがる3 未来を担う次世代育成 取組目標  ①地域ぐるみで子どもを見守り、子ども自身が心身ともに成長していく力を育てていけるような子育てにやさしいまちづくりを進めます。  ②次世代を担う子どもたちに、地域との関わりやつながりの大切さを理解してもらい、地域への愛着心を育てます。 推進の柱2[つながる] 人のつながりで進める安心なまちづくり 住民同士の交流と多様性の理解を進め、健康で安心して暮らせるまちづくりを進めます。 重点取組 つながる1 人と人とのつながりづくり 取組目標  ①住民一人ひとりが地域とつながり、支えあうことの重要性について理解を深める取組を進めます。  ②住民が交流する機会、場を増やします。 重点取組 つながる2 年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが参加できる場づくり 取組目標  ①地域には様々な人が暮らしていることへの住民の理解を深めます。  ②年齢、障がいなどにかかわらず、参加できる場を増やします。 重点取組 つながる3 健康寿命を延ばす取組の推進 取組目標  ①健康づくりや「つながり」づくりの大切さへの理解を深めます。  ②身近な地域で健康づくりを行う場、機会を増やします。 推進の柱3 [とどく] 支援がとどく仕組みづくり 必要とする人に的確に支援が届く仕組みづくりや、身近な地域で相談できる環境整備を進めます。 重点取組 とどく1 支援が必要な方を発見し支援につなげる仕組みづくり 取組目標  ①日常的な近隣関係や福祉保健活動を通じた緩やかな見守りを推進します。  ②支援が必要な方を速やかに把握し、支援につなげる仕組みをつくります。 重点取組 とどく2 身近な場所で相談・支援が受けられる環境整備 取組目標  ①地域と専門機関等が連携し、地域で支援が必要な人を支える仕組みをつくります。  ②身近な地域で相談や支援が受けられる環境を整えます。 重点取組 とどく3 災害に備えた要援護者支援の仕組みづくり 取組目標  ①災害時に、必要な人に適切に支援が届くような環境整備を進めます。  ②災害時の支援が円滑にできるよう、日頃から住民同士の顔の見える関係や、支援の仕組みをつくります。 計画推進の柱 1 [ひろがる] 理解と参加のひろがりによる活発な地域づくり 世代を超えて理解と参加を促し、活発で持続可能な地域づくりを進めます。  活動の担い手の確保は、第2期計画でも重要なテーマでした。  第3期計画でも、引き続き福祉保健活動の重要性についての理解を拡げるとともに、多様なきっかけや参加方法を検討することによって、多くの方の地域活動への参加を促します。また、未来を担う子どもたちと地域のつながりをつくっていきます。 目指す姿 ・区民の福祉保健活動に対する理解が進み、多くの人が参加する住民主体の活動が活発に行われている。 ・地域活動団体同士の交流する機会や住民と一体になって地域課題の解決に取り組む企業やテーマ型活動団体等が増え、活動が一層効果的に行われるようになっている。 ・地域活動に参加する子どもや子育て世帯が増え、家庭、地域、学校が連携して町ぐるみで子どもの成長を支えている。 重点取組 ひろがる- 1 幅広い住民の地域活動への参加促進 ひろがる- 2 地域活動の活性化と拡がり促進 ひろがる- 3 未来を担う次世代育成 重点取組 ひろがる-1 幅広い住民の地域活動への参加促進 背景 ■自治会町内会をはじめとする地域活動において、担い手不足や参加者の減少が課題になっています。一方、多様な技術を持ち地域に関心を持ちながらも、参加に至らない住民も多くいます。 ■多くの住民に地域活動を知ってもらうために、情報発信の取組が行われています。若い世代に向けて情報ツールを工夫する必要性が認識されていますが、技術的な課題等により困難な場合があります。 ■特に地域活動に疎遠になりがちな若い世代や団塊の世代が参加しやすいよう、情報発信とあわせて、参加のきっかけづくりや、活動内容や運営面での工夫が必要です。 ■また、地域活動を始めたいと考える方に対してよりきめ細かい支援を行うコーディネーターの充実が望まれています。 取組目標 ①地域活動の魅力を伝え、多くの住民の理解を深めます。 ②多様な地域活動への参加のきっかけをつくり、継続に向けた支援を行います。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■各世代にあわせた効果的な媒体を用いて、地域活動の重要性や魅力を発信すると同時に、地域の活動団体等が情報を発信する取組を支援します。 ■地域活動への多様な参加のあり方についての啓発を進めると同時に、参加のきっかけをつくります。 ■様々な世代が感じている地域課題を当事者同士で共有する場をつくり、課題解決しようとする取組を支援します。 ■多様な経験、スキルを持った人材が、自治会町内会をはじめとする地域活動団体と連携するきっかけをつくります。 ■港北区ボランティアセンターにおける、活動支援およびコーディネート機能を強化します。 ■港北区区民活動支援センターや地域ケアプラザ等のボランティアをコーディネートする施設が連携し、ボランティアの育成と活動支援を行います。 地域での取組例 ●地域活動に関する情報発信(広報紙、ホームページなど) ●IT活用に関する講座の開催 ●多様な世代にとって参加しやすい行事や活動の企画、運営 ●子育てや介護をしている人等が活動に参加するきっかけづくり ●ボランティア講座、技術講習会、活動体験の開催 ●個人の趣味や特技を活かせる活動の場づくり 重点取組 ひろがる-2 地域活動の活性化と拡がり促進 背景 ■地域では、自治会町内会、地区社会福祉協議会をはじめ、福祉活動団体、NPO法人等が様々な活動を行っています。これらの活動を行うにあたって、活動場所や資金、人材などの課題を抱えている団体は少なくありません。 ■活動の拠点となる施設は地域によってその数に偏りがあり、また、収益をあげにくい福祉保健活動に対する行政等の補助、助成は活動の存続に大きく関わっています。活用しやすい資源(人材、拠点、資金、物資、情報等)の整備と情報提供が望まれます。 ■あわせて、個々で活動している団体間の連携を促進することによって、固有の課題を解決したり、さらに発展させたりしていくことが期待されます。 取組目標 ①円滑な福祉保健活動の推進のために、地域資源の活用を進めます。 ②多様な活動団体のネットワークづくりを進めます。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■既存の施設や空き家、空き店舗等の活用を進めます。 ■地域福祉保健を推進する事業に対して、補助金等の資金支援を行います。 ■活用できる人材、拠点、補助金等の情報を整理し、地域に提供します。 ■地域活動の企画、運営、広報等の支援を強化します。 ■自治会町内会活動、地区社会福祉協議会への支援を強化します。 ■地域活動団体と、企業、施設等との協働を支援します。 ■様々な分野の活動団体が情報交換、交流する場を設け、連携のきっかけをつくります。 地域での取組例 ●多様な団体と連携した地域活動の展開  連携する団体の例 : 老人クラブ、子ども会、趣味のサークル、企業、学校、商店会、福祉施設、市民活動団体 ●同じ地域で活動する団体同士の連携促進(活動交流会、ボランティア連絡会など) 重点取組 ひろがる-3 未来を担う次世代育成 背景 ■小さな子どものいる世帯のほとんどは核家族世帯です。また、転入世帯が多いことなどから地域とのつながりも希薄で、子育てに関して周囲の支援が得にくい状況があります。子どもと地域の関わりも少なくなっています。 ■地域子育て支援拠点と協働し、子育て家庭の支援や子育てを支える地域づくりに取り組んでいます。 ■地域ぐるみで子育て世帯に関心を持ち、見守っていく風土が求められています。子どもや子育て世代が身近な地域で気軽に近隣の住民と交流したり、子育てに関する悩みを相談したりできる場も必要です。 ■同時に、将来の地域づくりの担い手となる子どもたちが、地域とのつながりの重要性を理解できるような取組を進めていくことが重要です。 取組目標 ①地域ぐるみで子どもを見守り、子ども自身が心身ともに成長していく力を育てていけるような子育てにやさしいまちづくりを進めます。 ②次世代を担う子どもたちに、地域との関わりやつながりの大切さを理解してもらい、地域への愛着心を育てます。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■子育てに関する相談・支援機能をもつ拠点を拡充します。 ■子育て支援に関わる人材や関係機関等のネットワークを強め、地域の子育て支援の活性化と人材の支援・育成を行います。 ■子どもの居場所づくりを進めます。 ■地域ぐるみで子育てを見守る風土づくりを進めます。 ■子どもの虐待や貧困等への対応に、より一層学校と連携して取り組みます。 ■小中学生やその保護者に向けた地域活動への理解を深める取組を、学校と連携して推進します。 ■福祉教育の充実を図り、次世代の活動者を育成します。 地域での取組例 ●子育て世帯が参加する住民交流の場づくり ●子育てに関する情報発信 ●子育て応援キャンペーン活動の実施 ●安心、安全なまちづくりの推進 ●子どもが福祉や地域への理解を深める機会づくり ●学校やPTAと連携した地域活動の推進 ●プレイパークの運営 計画推進の柱 2 [つながる] 人のつながりで進める安心なまちづくり 住民同士の交流と多様性の理解を進め、健康で安心して暮らせるまちづくりを進めます。  住民同士が交流することの重要性が認識され、「交流の場」づくりが進んでいます。第3期計画でもその取組をさらに進め、年齢や障がいの有無にかかわらず気軽に参加できる場を増やしていきます。  あわせて、住民一人ひとりが地域とつながる重要性を理解し、自分の能力を活かしながらできるだけ長く自立して暮らすための取組や環境づくりを進めます。 目指す姿 ・地域のつながりの大切さが理解され、交流の場づくりが進み、地域の居場所が増えている。 ・高齢者、障がい者を含め誰もが参加できる機会が増え、社会参加につながっているとともに、交流や相互理解が進んでいる。 ・健康づくりへの関心が高まり、地域での活動が増えるとともに、地域活動への参加のきっかけにもなっている。 重点取組 つながる- 1 人と人とのつながりづくり つながる- 2 年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが参加できる場づくり つながる- 3 健康寿命を延ばす取組の推進 重点取組 つながる-1 人と人とのつながりづくり 背景 ■単身世帯の増加、近所の人へ声かけする住民の割合の低下などから、近隣関係が希薄化していることがうかがわれます。 ■一方で、災害の頻発や高齢者世帯の増加、子どもなどの弱者が巻き込まれる事件の発生などから、近隣と顔の見える関係をつくっておくことの大切さが再認識されてきています。 ■近隣住民がつながるきっかけをつくり、あわせて、地域とつながりを持つことが困難な人には、情報を届け、参加を促すことが必要です。 取組目標 ①住民一人ひとりが地域とつながり、支えあうことの重要性について理解を深める取組を進めます。 ②住民が交流する機会、場を増やします。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■自ら人と交流し、地域とつながりをつくっておくことの重要性の啓発を進めます。 ■健康づくりや趣味の活動など、交流につながる多様なきっかけづくりに取り組み、また、地域が行うそれらの活動を支援します。 ■地域の福祉活動団体等と連携し、地域とつながりを持ちにくい方への働きかけを行います。 ■交流の場や「居場所」を運営するための資金面の支援や、場の確保に向けた関係機関との調整を行います。 地域での取組例 ●多世代が参加する住民交流イベントの開催 ●趣味の講座の開催による交流のきっかけづくり ●小スペースを活用したお茶飲み会の実施 ●サロンや居場所の立ち上げ、運営(子育て、高齢者、異世代交流など) ●閉じこもりがちな方への声かけ 重点取組 つながる-2 年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが参加できる場づくり 背景 ■高齢化により支援や見守りが必要な方が増える一方で、高齢になっても健康を維持しながら元気に活動したいと考えている方は多くいます。地域では活動の担い手として高齢者の活躍も期待されています。 ■公的制度に基づくサービスとあわせて、地域住民やボランティアによるきめ細かい支援(インフォーマルサービス)の重要性が高まっています。 ■年齢や障がい等による社会参加の困難さを解決するために、ハード面の整備や福祉サービスの充実とともに、身近な地域で高齢者や障がい者、子育て世帯等と地域住民が自然に声をかけ合い、顔の見える関係をつくっていくことが重要です。 取組目標 ①地域には様々な人が暮らしていることへの住民の理解を深めます。 ②年齢、障がいなどにかかわらず、参加できる場を増やします。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■障がいや病気、国籍など、地域に暮らす様々な方への理解を深める取組を進めます。 ■学校や企業と連携して福祉への理解を深めます。 ■年齢や障がいにかかわらず主体的に参加できる地域活動の実施に向けて、働きかけを行います。 ■様々な場において高齢者が活躍できる機会を検討し、実施します。 ■老人クラブの取り組む幅広い活動を発信することにより、加入促進の取組を支援します。 ■障がい者が利用する施設等と地域がつながるきっかけをつくります。 ■公的施設などの整備にあたっては、高齢者、障がい者、子どもなど、誰もが利用しやすい福祉のまちづくりの視点を持って取り組みます。 ■バリアフリーの推進に関する啓発に取り組みます。 ■障がい児・者のための外出相談室「おでかけGO!港北」の機能を高め、利用を促進します。 ■身近な地域での障がい児・者の居場所づくりを進めます。 地域での取組例 ●地域行事への参加呼びかけと、配慮が必要な方への対応の検討 ●高齢者や障がい者等の能力や特性を活かした活動の展開 ●地域の福祉施設と協働した交流の機会づくり ●認知症カフェ、障がい児・者の居場所づくりの実施 重点取組 つながる-3 健康寿命を延ばす取組の推進 背景 ■誰もが安心して健やかに暮らし続けるために、寿命を延ばすことだけでなく、その内の健康な期間を延ばす(健康寿命の延伸)という考え方が重視されており、横浜市でも「第2期健康横浜21」計画において「健康寿命日本一への挑戦」を掲げています。 ■高齢化が進むなか、いくつになっても自立した生活を送るためには、それぞれの世代にあわせた健康づくりの取組を行うことが重要です。 ■運動や休養とともに、「食生活」は健康づくりには重要な視点です。食育への関心が高まっている一方で、「孤食」などの問題も顕在化しています。 ■地域との交流や様々な活動への参加など、積極的に「つながり」をつくることが、心身の健康に効果があると言われています。 取組目標 ①健康づくりや「つながり」づくりの大切さへの理解を深めます。 ②身近な地域で健康づくりを行う場、機会を増やします。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■健康づくりへの関心、意欲を高める仕掛けづくりを行います。 ■外出や他者との交流などの「つながり」が健康を保つことへの啓発を行います。 ■保健活動推進員や食生活等改善推進員が、他の委嘱委員や活動団体と連携して取り組む自主的な健康づくり活動を支援します。 ■身近な地域で介護予防の取組ができる場や機会を増やします。 ■学校、保育園と連携した子どもや子育て世代への啓発など、幅広い世代への食育活動を推進します。 地域での取組例 ●ウォーキング、ラジオ体操など健康づくり活動の実施 ●介護予防、認知症予防講座の開催 ●コミュニティレストランの運営 計画推進の柱 3 [とどく] 支援がとどく仕組みづく 必要とする人に的確に支援が届く仕組みづくりや、身近な地域で相談できる環境整備を進めます。  単身や二人世帯などの規模の小さい世帯が増え、家族による支援や見守りが難しくなってきています。また、地域のつながりも希薄化しています。今後もこのような傾向が続くと、支援の手が届かない人が増える可能性があります。  第3期計画では、支援が必要な人を確実に把握し、適切な情報や支援を届けていく仕組みづくりを進めます。 目指す姿 ・より多くの地域で日頃からの見守り、支えあいの活動が行われ、いざという時にすぐに支援につなげられる仕組みができている。 ・困ったときに相談できる場が増えるとともに、必要な情報が得やすくなっている。 重点取組 とどく- 1 支援が必要な方を発見し支援につなげる仕組みづくり とどく- 2 身近な場所で相談・支援が受けられる環境整備 とどく- 3 災害に備えた要援護者支援の仕組みづくり 重点取組 とどく-1 支援が必要な方を発見し支援につなげる仕組みづくり 背景 ■地域には支援が必要な状態でありながら、相談先がわからない、支援を受けたくない、などの理由で福祉保健サービスを利用せずに暮らしている方がいます。 ■個人情報への過剰な意識の高まりから、地域の福祉活動が困難になっている場合があります。 ■ライフラインや新聞、宅配などの事業者により緊急事態が把握される事例が増えています。 ■状態が悪化して対応が難しくなる前に適切な支援を行うためには、日常的に見守り、関係者が情報を共有する仕組みをつくっておくことが必要です。 取組目標 ①日常的な近隣関係や福祉保健活動を通じた緩やかな見守りを推進します。 ②支援が必要な方を速やかに把握し、支援につなげる仕組みをつくります。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■福祉関連事業者や医療機関、学校と連携して、認知症や障がい、児童虐待等の理解に関する普及啓発に取り組み、緩やかな見守りや異変への気づきにつなげます。 ■支援が必要な当事者に対して自ら発信することの重要性について啓発を行います。 ■施設、学校、事業者等と連携し、支援が必要な方を確実に把握する仕組みをつくります。 ■個人情報の適切な利用について、住民の理解を深めると同時に、行政が保有する個人情報を活用し、要支援者を把握する仕組みづくりを行います。 地域での取組例 ●啓発講座、福祉教育、認知症サポーター養成講座などの実施 ●日常生活の中の緩やかな見守り(近隣の見守りも含む) ●ITを活用した見守りシステムの開発 ●公的施設や商店街等と連携した徘徊高齢者の発見、通報の仕組みづくり ●地域活動で把握した要支援者への対応を共有する場づくり(ボランティア連絡会など) 重点取組 とどく-2 身近な場所で相談・支援が受けられる環境整備 背景 ■支援が必要と感じた時にどこに相談したら良いかがわからない、相談・支援の拠点となる専門機関が遠方にある、などの理由で、適切な支援を受けられないことがあります。 ■気軽に相談・支援が受けられる場を増やしていくことと同時に、医療や福祉の専門機関を含む地域のネットワークをつくることによって重層的な支援体制をつくっていくことが重要です。 取組目標 ①地域と専門機関等が連携し、地域で支援が必要な人を支える仕組みをつくります。 ②身近な地域で相談や支援が受けられる環境を整えます。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■必要とする人が的確にサービスの情報を得られるよう、情報発信の工夫や相談を受ける支援者のスキルアップに取り組みます。 ■既存の福祉施設の機能を強化することを含め、相談・支援機能をもつ拠点を拡充します。 ■高齢者や障がい者、子育てなど分野別の支援者ネットワークを強化し、支援の質の向上を図り、区域の課題解決に向けた検討を行います。 ■住み慣れた地域で自分らしい生活を送ることができるよう、医療と福祉の連携を強化し、包括的な支援・サービス提供の仕組みをつくります。 ■住民と活動団体、関係機関等が地域の課題について共有し、対応を検討する場をつくっていきます。 ■地域たすけあい型ボランティア活動への支援を強化します。 ■民生委員・児童委員が活動しやすい環境をつくります。 ■生活困窮者の自立支援を強化します。 地域での取組例 ●地域型ボランティア(家事支援、育児支援、障がい児の通学支援など) ●日常的な見守り活動 ●高齢者などの外出を支援する地域交通の運営 ●経済的困難な状況にある小中学生等を対象にした学習支援 重点取組 とどく-3 災害に備えた要援護者支援の仕組みづくり 背景 ■国内各地で発生する大きな災害をきっかけに、災害への備えに対する関心が高まっています。 ■地域には、災害発生時の避難や、その後の生活に困難が予想される方(以下、「災害時要援護者」)が多く暮らしており、そのような方々への情報伝達や避難支援、安否確認が課題です。 ■横浜市では災害時要援護者名簿の地域との共有を進めており、地域では見守り活動や日頃の顔の見える関係づくりが進められています。また、近年では、「自助」「共助」「公助」の考え方に基づく「減災」の取組を推進しています。 取組目標 ①災害時に、必要な人に適切に支援が届くような環境整備を進めます。 ②災害時の支援が円滑にできるよう、日頃から住民同士の顔の見える関係や、支援の仕組みをつくります。 [ 区役所・区社協・地域ケアプラザの取組 ] ■防災、減災に向けた啓発を進め、住民の災害に対する意識を高めます。 ■災害時に支援が必要と思われる方の情報を地域の防災組織に提供することにより、要支援者を地域で把握する仕組みづくりに取り組みます。 ■地域で行われる日常的な見守り活動の充実や、住民同士の顔の見える関係づくりを支援します。 ■災害時要援護者支援を含めた地域の防災活動への支援を強化します。 ■医療機関等と連携し、災害時に最も効果的な救護活動を行う仕組みづくりを進めます。 ■様々な状況の方の人権に配慮した避難所運営を、地域の防災拠点運営委員会と協働で進めます。 ■災害時のボランティア活動をスムーズに運営するための災害ボランティアセンターの体制整備に取り組みます。 地域での取組例 ●自助・共助に関する住民への啓発 ●災害時の助けあい(災害時要援護者支援) ●防災拠点訓練等を活用した要援護者支援訓練 ●日常的な見守り活動 第4章  計画の推進 1 推進体制  地域福祉保健計画は区役所・区社協が計画を推進する共同事務局として、区全体計画推進の総合的な調整や進行管理を行うとともに、身近な地域の福祉保健活動の拠点である地域ケアプラザとも連携しながら、地区計画の推進組織を支援します。  また、区内の自治会町内会、福祉保健活動団体などの代表者及び学識経験者で構成する「『ひっとプラン港北』策定・推進委員会」は事務局からの報告を踏まえて、取組状況について評価し、計画の改善などに関する助言を行います。  これらの機関や組織が中心となって、それぞれの役割を果たしながら、連携をして計画を推進します。 2 計画推進に参加する組織や団体 (1)区役所・区社協  区役所及び区社協は、計画における共同事務局として、区全体計画に掲げる施策や事業に取り組むとともに、地域ケアプラザを含めた地区ごとのサポートスタッフが地区計画の推進を支援することにより、総合的に地域福祉保健計画を推進します。 (2)地域ケアプラザ  横浜市では地域ケアプラザを地域の身近な福祉保健活動の拠点、相談機関として位置づけており、地域住民の福祉保健に関する様々な相談などから、個別課題やエリア内の地域情報を把握し、課題解決に向けた活動を行っています。また、地域の様々な活動団体とともに、地域の状況に応じた見守り、支えあいの仕組みづくりを行うなど、地区計画の推進支援の中核的な役割を担います。さらに、区役所・区社協と連携しながら、誰もが住み慣れた地域で生活を継続できるよう、「地域包括ケアシステム」の構築を推進します。 (3)地域組織・福祉保健活動団体・施設・企業・区民  組織・団体・個人の計画推進に向けての取組  連合町内会・自治会町内会・地区社会福祉協議会  地域の福祉保健活動等の中核となる組織   ●計画の進行状況を把握するとともに、福祉保健活動団体や事業者とも連携して計画を推進します。   ●地域に計画を広く周知し、多くの区民が地域活動に関心を持つよう働きかけ、参加を促します。   福祉保健活動団体   地域の活動団体、行政からの委嘱委員(民生委員・児童委員等)、NPO法人など   ●それぞれの活動を実施、充実していくことで計画を推進します。   ●地域にある他の福祉保健活動団体等と連携し、計画の推進に取り組みます。   学校、福祉関連施設、商店会   ●地域の計画を理解し、地域と協力して実践します。   ●地域との交流や住民交流のきっかけづくりを積極的に行います。   ●活動場所や技術等の提供を行うことで、地域の福祉保健活動を支援します。   企 業   企業、福祉関連事業所等   ●地域の計画を理解し、推進に協力します。   ●地域との交流を積極的に行います。   ●企業は、社会貢献活動の一つとして、地域活動の活動場所の提供や地域イベントへの協力などを行います。   ●福祉関連事業所は活動内容を地域に発信し、さらに事業所としての得意分野を活かした地域支援を行います。   区 民   ●身近な地域の計画である地区計画を理解し、地域組織等が行う活動に関心を持ち、できることから参加します。   ●日頃から近所の方々と交流し、あいさつや声かけができる関係をつくります。   ●近隣で困っている方に対してできることから行動します。 3 区役所・区社協の主な施策・事業 (1)区役所  区役所の福祉保健センターは、高齢、障がい、子どもなどの分野ごとの個別支援や、地域、関係機関のネットワークづくり、社会資源の創出など、地域の福祉保健課題解決のために必要な施策を展開しています。  地域福祉保健計画推進においては、課・係間、職種間を横断して構成するサポートスタッフが地区計画推進を支援するとともに、福祉保健センターを含めた区役所各課はそれぞれの所管分野において次の取組を行います。 福祉保健課 ●地域福祉保健計画の推進  区役所関係各課の調整を行い、福祉保健を中心とする地域支援の推進役を担います。 ●民生委員・児童委員の活動支援  地域福祉の推進において重要な役割を担う民生委員・児童委員の活動を支援します。 ●健康寿命を延伸する事業の推進  健康寿命の延伸のため、保健活動推進員や食生活改善等推進員と連携しながら健康づくりや食育への関心・意識を高める啓発、きっかけづくりに取り組みます。また、地域住民が交流しながら健康づくりを継続できるよう、身近な地域での活動を支援します。 高齢・障害支援課 ●「地域包括ケアシステム」の構築  高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるよう、在宅医療・介護連携、元気なうちからの介護予防の取組、「地域ケア会議」の開催、NPO・企業・ボランティア等地域の多様な主体を活用した高齢者支援の体制づくりを進めることなどにより、「地域包括ケアシステム」の構築を推進します。 ●災害時要援護者支援事業の推進  災害時に備えて、日頃からの地域における見守り、支えあいの仕組みづくりがさらに拡がるよう支援を進めます。 ●認知症の理解・啓発の推進  認知症の人や家族を見守り、支援できる区民を増やし、支えあう地域づくりを支援します。 ●障がい者への理解・啓発、支援者ネットワークの強化  障がい者への地域住民の理解をさらに深めるための啓発や自立支援協議会などによる支援者同士のネットワークの強化を支援します。 こども家庭支援課 ●妊娠中から学齢期までの切れ目ない子育て支援体制の構築  子育て世帯が孤立することなく、不安を軽減できるよう地域や関係機関と連携しながら、身近な地域での相談、交流の場づくりをさらに推進します。 ●子育て支援を行っている施設の連携、保育所の活用による 子育て支援の強化  子育て支援を行っている施設の連携や保育所の地域支援の機能拡充により、身近な地域での交流の機会や相談の場、機会を増やします。 ●支援が必要な児童への理解促進と地域で見守る仕組みづくりの推進  児童虐待防止に関する啓発、要支援児童に関する情報や支援方針を地域の子育て支援に係る関係者や関係機関等と共有し、連携して見守り、対応する  ネットワークづくりを推進します。 ●小中学校との連携による次世代育成の推進  学校、家庭、地域の連携により、児童生徒とその保護者への地域の福祉保健課題の解決につながる地域活動への参加のきっかけづくりを推進します。 生活支援課 ●生活困窮者自立支援制度の周知・円滑な運営  平成27年度から始まった生活困窮者自立支援制度の周知を進め、困窮者の自立支援を強化します。  ・就労支援では、求職中や就労にブランクがある方への個別支援を、関係機関と連携して進めます。  ・家計支援では、家計相談支援員とともに家計再建に向けて支援を行います。  ・寄り添い型学習等支援では、事業の法制化に伴い、より効果的な事業実施方法を検討しながら、教育環境に支援が必要な子どもの学習を支援します。 総務課 ●地域の防災活動の啓発・支援  災害時要援護者支援事業を含め、地域が自主的に行う防災活動を支援します。  また、高齢者、女性、障がい者など、あらゆる人権に配慮した避難所運営をはじめ、防災に関する区民への啓発を推進します。 区政推進課 ●地域活動・住民交流の身近な拠点として活用できる場づくりの推進  地域活動や住民交流の拠点づくりに向け、各地域のニーズや開発等の動向を捉え、NPOや民間企業、庁内関係部署などとの調整を行います。 地域振興課 ●地域活動支援・地域活動を担う人材育成支援と活動団体交流の推進  地域の課題解決を自主的に取り組む団体と活動の核となる人材の育成を支援します。また、活動団体間の交流を図りながら、連携強化を進めます。 ●自治会町内会活動の支援  地域のさまざまな自主的活動の基盤である自治会町内会の活動を支援します。 ●地域と向き合う体制の強化  地区連合町内会ごとに各地区の担当となった課長・係長職員が、地域の会合や行事などに参加して、地域と区役所の連携協力を図ります。 (2)区社協  区社協は、地域住民や様々な団体・施設・関係機関等の参画により、地域の生活課題の把握とその解決の仕組みづくりを進めていく地域福祉の推進役として法的に位置づけられた地域支援の専門性を有する組織です。高い公共性を持つ民間組織として、ネットワークや専門性を活かし、かつ状況の変化にも柔軟に対応しながら、地域福祉保健計画の推進に取り組みます。 分野・テーマごとの取組内容 地区活動支援 ●みんなの助成金を活用した運営支援  住民同士の交流の場、身近な相談の場、誰もが集える場としての機能を持った居場所の資金面と運営面の支援を進めます。 ●地区社協の中間支援機能の強化等  地区社協の地域活動支援の役割を強化し、地域における課題把握や共有の場を拡大します。 活動団体支援 ●活動団体交流会の実施/ 活動を通した支援が必要な人の把握とつなぎの支援  様々な分野で活動する団体同士の交流の機会を通し、お互いの活動内容の理解と連携による課題解決や人材確保を目指します。 ●企業と地域の活動団体とのコーディネート  地域貢献活動を行う企業と地域とのつながりをつくり、地域活動の活性化を図ります。 担い手・ボランティア育成 ●地区ボランティアセンターのコーディネーター支援/地区社協等が行う研修の企画と実施への支援  港北区ボランティアセンターの体制の見直しと、地区のボランティアセンターや地域たすけあい型ボランティア活動への支援を強化します。  また、地域のニーズに応じたボランティアの育成により、活動の担い手確保に取り組みます。 ネットワーク・交流促進 ●事業所連絡会の開催/テーマに応じた分科会の開催方法の工夫  区社協の持つネットワークを活用し、施設・地域・学校等の交流の機会を設け、日常の中で協力し合える関係づくりを支援します。 福祉教育(福祉啓発) ●高齢者の特性や障がい理解を目的とした地域や学校への啓発活動  未来を担う次世代の育成を目的に、教育機関を通じた障がい等の理解と啓発の強化を進め、担い手へつなげます。  また、地域防災拠点における障がいの理解と受入れの促進に取り組みます。 地域生活支援 ●個別ニーズへの対応から地域活動への展開・支援  あんしんセンター・生活福祉資金などの事業や、地域活動を通して把握した個別のニーズへの対応から、地域活動に展開する取組を推進します。また、地域ケア会議に参画します。 情報発信の強化 ●ホームページ運用の見直し/ボランティア活動情報の提供  広報紙、ホームページの役割を整理し、媒体に応じたわかりやすい情報発信を行います。また、ホームページを通じて地域のボランティア活動を把握できる環境を整備し、活動の参加へつなげます。 次の事業についても本計画との整合性をはかり、継続的に実施します。  ◆要援護者移送サービス事業 ◆子育て応援情報「ココマップ」(web版・紙版)の提供 ◆福祉保健活動拠点の運営 ◆善意銀行の運営 ◆各種分科会 ◆障がい者余暇支援事業(当事者・ボランティア支援) ◆障がい者自立生活セミナー ◆障がい児・者のための外出相談室「お出かけGO!港北」 ◆港北災害ボランティア連絡会の運営 ◆ほくほくフェスタ・港北区社会福祉大会 4 計画の進め方  「ひっとプラン港北」第2期計画では、計画の推進にPDCAサイクル(計画(Plan)→ 推進(Do)→ 振り返り(Check)→ 計画継続・追加・修正(Act))を組み込んで、5年間を通じて計画を振り返り、見直しながら、計画推進しました。  第3期計画は、5年間を見据えた計画として策定し、計画の改訂は行いません。しかし、刻々と変化する地域社会を取り巻く情勢に応じた計画となるよう、第2期計画と同様にPDCAサイクルを活用しながら、毎年度ごとに計画の振り返りを行い、翌年度の活動に反映・共有することで、福祉保健課題の着実な解決に努めます。  また、本計画の折り返し時点である3年を目処に、区民アンケートや福祉保健活動団体へのヒアリングなど、幅広い意見聞き取りを通じた計画進ちょくの中間振り返りを行い、状況に応じて個別施策の見直しを図る等、社会情勢の動向や変化に適切かつ柔軟に対応します。 [ 計画の進め方 ] ■第3期計画策定 ■推進  区役所及び区社協は区全体計画を推進します。また、13 地区ごとの計画推進組織は地区計画を推進し、区役所、区社協、地域ケアプラザのサポートスタッフが地区計画の推進を支援します。 ■地区計画推進組織の交流  地区計画における先進的な取組事例の紹介や計画推進上の課題などの情報共有を通じて、地区ごとの課題解決力の向上と計画進ちょく促進を図るため、地区計画推進組織の交流会を行います。 ■振り返り  各年度終了後に計画の取組状況について振り返りを行います。 ■評価・助言など ●「ひっとプラン港北」策定・推進委員会では、各年度ごとに計画取組状況報告を受け、計画の進ちょく状況について点検・評価します。また、計画促進、充実の観点から計画改善などについて助言します。 ●計画の進ちょく状況については区広報やホームページに掲載、周知することとし、広く区民の方からもご意見、ご要望を受け付けます。 ■計画継続・追加・修正  区役所及び区社協、また、地区計画の計画推進組織は、「ひっとプラン港北」策定・推進委員会の助言などを踏まえ、必要に応じて計画内容の追加、修正を行います。 第5章  地区計画 1 地区区分と概要  港北区内には151の自治会町内会があります。 また、自治会町内会の連携調整や地域住民の福祉増進のため、広域的な事業を実施する地域住民組織として13の地区連合町内会があります。 2 地区計画策定の経過  第3期計画では、第2期計画に引き続き、連合町内会エリアを単位とした13の地区ごとに住民が主体となり地区計画策定委員会を立ち上げ、地区計画を策定しています。  策定委員会には、連合町内会や自治会町内会、地域で福祉保健活動をする団体や地区社会福祉協議会の他、区役所、区社協、地域ケアプラザのサポートスタッフが参加して、計画策定に取り組みました。 ●地区計画 目次 日吉   光と活力に満ちあふれる日吉       ~一つひとつの活動が光り、大きな活力に発展するまち~   綱島   未来へ 夢 育む これからのまち 綱島      大曽根  ハートフル大曽根            樽町   思いあいのまち 樽町 菊名   みんなで支えあうまちづくり 菊名地区 師岡   わが町師岡 -未来につなげる・住みよいまちづくりー 大倉山  『あいの町大倉山』ーふれあい・支えあい・助けあい- 篠原   わがまち篠原 城郷   たすけあうまち城郷 新羽   「和・輪・話」のまち にっぱ 新吉田  いいな! みんなのまち 新吉田 新吉田あすなろ  明るく 楽しく 支えあう             ヒューマンネットワーク あすなろ              高田    みんなが笑顔 助け合いのまち高田    第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  日吉地区計画 光と活力に満ちあふれる日吉 ~一つひとつの活動が光り、大きな活力に発展するまち~ ◇わたしたちが目指すまち  みんな元気て笑顔であいさつするまち 日吉  ひろめよう笑顔たやさず明るいまち 日吉  新しいとなつかしさが繋がるまち 日吉  みんなでたすけあい災害をのりきるまち 日吉  住んでよかったと思えるまち 日吉 ◆地区の概況 地区の概況 区の北部にある地区です。地区内には東急東横線日吉駅、市営地下鉄グリーンラインの日吉駅、日吉本町駅があります。共同住宅に住む人の割合が多い地区です。 人口等の特徴 地区全体の人口、世帯数は安定し緩やかに増加していますが、近年は、地下鉄グリーンライン沿線で増加する傾向がみられ、25~49歳が多い年齢構成になっています。平均世帯人員は区の平均より少なくなっています。今後は40~44歳を中心として緩やかなピークになっている人口が順次高齢化していきます。転入増加傾向により、20歳代の人口は維持されますが、30歳代の人口は減少していき40~60歳代の人口が順次増加していきます。 福祉保健活動の状況 地区全体で災害時要援護者支援の活動に取り組んでいる他、5つのエリア毎に、サロンや居場所の運営、活動情報の発信、家事支援ボランティアなどの活動を行っています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 地区内にある5つの地域ケア連絡会ごとに「防災」をテーマとして活動しています。災害時要援護者支援に関する取り組みを活動の中心とし、住民同士の顔の見える関係づくりのため、様々なサロン活動や、ホームページ・広報による情報発信などの福祉保健活動を展開しています。 また、年に1度、「光と活力 福祉実践活動発表会」にて各地区が発表することにより、取り組みの共有を行っています。 ●地域の現状と課題 日吉地区には子育て世帯が多く暮らしていて、子育て支援の取り組みも活発に行われています。 地区は広大なため、日吉地区全体での共通した取り組みや共有するための工夫が必要です。また、地区活動の担い手の高齢化などが今後の課題となっています。 ●今後の方向性 5地区の地域ケア連絡会の場などで、自治会町内会、関係団体・機関が協力して取り組みを進めていきます。交流サロンの活発化、災害時要援護者支援の仕組みづくり、ホームページのタイムリーな更新など既存の活動の充実を目指します。より多くの住民が日常生活の中で顔を合わせる機会を設けることで、災害時での助け合いにもつなげていきます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 5地区の地域ケア連絡会の他、自治会町内会、地区社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会などの関係者で構成する日吉地区「ひっとプラン港北」推進委員会を開催し、日吉地区全体の計画の進ちょく状況の確認、振り返りを行います。 ◆具体的な取り組み 災害時に一人でも多くの人が助かるよう、要援護者への支援を広げていきます ●個人情報に配慮した災害時要援護者名簿の整備を続けます。 ●各地域ケア連絡会ごとに、自治会町内会役員や民生委員などが連携し、日頃からの見守り活動など顔の見える関係づくりを行うことにより、災害時要援護者支援の取組を進めます。 ●地域防災拠点や自治会町内会ごとの防災訓練等を通し、自助共助の意識を高めます。 ●災害時に役立つ、自分の住んでいる町を知る「まち歩き」を実施します。 地域ぐるみで安心して子育てができる環境づくりを進めます ●親子が集える場づくりを進めます。    ・子育てサロン等、親子の居場所活動を充実します。    ・「ポコ・ア・ポコ」等、ボランティア活動を充実します。    ・公園遊びの鯛ヶ崎公園等プレイパークの活動を充実します。 ●子育て支援に関わる情報の発信を継続します。 ●地区の施設との連携を進めます。    ・保育園と連携し、子育て世帯の交流の機会をつくります。    ・学校やPTAなどと連携したイベントを開催します。 様々な世代が交流する場を充実させ、顔の見える関係づくりを進めます ●身近な場所で交流できる場づくりを進めます。    ・多世代交流サロン「なかよし」、「えんがわの家よってこしもだ」等の活動を通じ、住民同士の交流を深めます。    ・「障がい児者のよりどころふれんど」を開催し、障がい児・者と地域が交流する場、機会を増やします。    ・元気づくリステーションや高齢者のサロン等の充実により、気軽に外出、交流しやすい場づくりを推進します。 ● ウォーキング等の健康づくリ事業の開催を通じて地域のつながりを深めます。 必要な人に必要な支援が届く仕組みづくりを進めます ●生活課題に応じた助けあいボランティアの活動を進めていきます。 ●必要な人に支援が届くように、地域ケアプラザ等の相談機関と活動団体等が連携し取り組みます。 活動が理解され、参加につながるよう情報を発信していきます ●身近な情報を迅速に伝えることができるよう、ホームページの充実を図ります。 ●住民一人一人に確実に情報が届くよう、親しみやすい広報紙の作成をします。 ●地区の情報を積極的に発信していきます。 ●日吉地区全体が一つになり、情報共有やお互いの活動が見えやすく、福祉保健活動のネットワークづくりが推進できるよう、「光と活力 福祉実践活動発表会」の開催を継続していきます。 5地区の地域ケア連絡会ごとの取組目標と活動内容 目標・活動内容 日吉地区「ひっとプラン港北」推進委員会 共通テーマ 防災から福祉を考える         〔高齢者〕〔障がい児者〕〔子育て〕〔ボランティア〕〔災害時要援護者〕 日吉町 災害時必要な心と体の健康づくり ・多世代交流サロン「なかよし」を通じた、子どもから高齢者までの支援の充実 健康体操、ウォーキング等への取り組みを実施 ・災害時要援護者の把握に向けた名簿の見直しを実施 日吉宮前 広報の充実、交流・連携の強化 ・ホームページと広報紙をリンクさせた各種団体のPRと防災を推進 ・自治会と民生委員の連携による災害時要援護者支援の充実 ・子育て世代と、民生委員・自治会などとの交流による顔の見える関係づくり 箕 輪 防災から福祉を考えるまちづくり ・災害時要援護者の見守りの実施 ・「WAIWAIみんなの箕輪クラブ」の定期的な開催 ・子ども会を通じた子育て、交流、コミュニティ作りを促進 ・買い物等の生活課題の整理及び支援策の検討 日吉本町 障がい児者の支援。ウォーキングを通じた地域の健康づくり ・障がい児者サロン「障がい児者のよりどころ ふれんど」の継続・充実 ・「元気づくり歩こう会」の検討 ・学校との連携、保育所や子ども会との連携 ・なごみの会、コンフォールサロンのつどい、元気づくりステーションの開催 下 田 あなたと地域の絆で助けあえるまち ・災害時要援護者支援マップの充実。マップに基づくルート確認の実施 ・地域防災拠点訓練と連動した要援護者支援の実施 ・「下田ふれあいまつり」を地域の施設とともに実施し、世代間交流を促進 ●地区の活動に関する問い合わせ●   下田地域ケアプラザ    TEL 045-563-9081  FAX 045-563-9083   日吉本町地域ケアプラザ    TEL 045-566-0360  FAX 045-566-0362   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  綱島地区計画 未来へ 夢 育む これからのまち綱島 ◇わたしたちが目指すまち みんなが育てあい育ちあい 愛着のあるまち 綱島 だれもが元気で優しく 住みつづけたいまち 綱島 防災防犯で安心安全 たすけあいのまち 綱島 ◆地区の概況 地区の概況 東横線沿線の共同住宅が多い住宅地です。地区の中央に綱島駅、南側は鶴見川に面しています。今後数年の間に、新綱島駅周辺の整備と企業跡地の開発が予定されており、町は大きく変わります。 人口等の特徴 交通の便がよく、港北区の中では若い世代が多い地区です。居住歴が10年未満の人が約60%を占め、平均世帯人数は区の平均を下回っています。人口、世帯数の緩やかな増加傾向は今後も続き、特に20歳代は転入による人口の多い状態が続きます。現在の30~40歳の人口は少しずつ減少しながら高齢化していきます。 福祉保健活動の状況 交通の便がよく、港北区の中では若い世代が多い地区です。居住歴が10年未満の人が約60%を占め、平均世帯人数は区の平均を下回っています。人口、世帯数の緩やかな増加傾向は今後も続き、特に20歳代は転入による人口の多い状態が続きます。現在の30~40歳の人口は少しずつ減少しながら高齢化していきます。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 1期、2期計画を通じて、災害時要援護者支援の取り組みに力を入れてきました。それに加えて2期計画から、ホームページや広報紙による情報発信、身近な場所での交流の場(サロン)づくりに取り組んでいます。 ●地域の現状と課題 交通の便の良さなどから、今後も若い世代の転入が予想される地区です。新旧を問わず多くの住民に地域とのつながりを持ってもらうことが課題です。 ●今後の方向性 多くの住民に地域への愛着を感じ、活動に参加してもらうため、まちの魅力を発信し、身近な場所での交流を活発にしていきます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 自治会町内会や地区社会福祉協議会、各活動団体が、計画に基づいて推進を行い、地区計画推進委員会でその状況を共有します。 地区計画推進委員会は、各活動団体や学校、施設等の代表者で構成し、地区計画の進ちょく状況の確認や振り返り、今後の方向性を検討する他、一部の事業を実施します。 ◆具体的な取り組み 住民交流を通して顔の見える関係づくりを進めます ●多くの住民に、行事や地域活動への参加を促します。    ・誰でも参加しやすい行事等にするため、運営やPR方法を工夫します。    ・単位町内会や周辺自治会合同の企画、イベントを充実します。    ・子ども会や老人会等と自治会町内会が連携を強化します。    ・自治会町内会、老人会や子ども会の活動を充実し、多くの住民の加入を促します。 ●身近な場所で交流できる場所を増やしていきます。    ・サロン(ふれあいの家、ふれあいサロン)活動を継続し、充実します。    ・体操やウォーキング、ラジオ体操など、健康づくり活動を通した交流を充実します。    ・趣味の活動を通した仲間づくりを進めます。 地域が子どもを見守り、子どもたちのふるさとになる地域づくりを進めます ●子どもたちの地域行事や町を知る活動への参加を促し、地域への愛着心を高めます。    ・子どもの興味をひくような地域活動の企画、運営に取り組みます。    ・子どもが企画、活躍する行事等を検討します。 ●学校と連携して子どもと地域をつなぎます。    ・学校を通して、子どもや保護者への行事参加、地域理解への働きかけを行います。    ・学校と連携して住民交流の場(機会)をつくります。 ●子育てにやさしく、住み続けたいまちづくりを進めます。    ・町ぐるみで子育てを支えていくことついて、様々な機会を捉え、発信や働きかけを行います。    ・子育て世帯が気軽に参加できる場、機会を増やしていきます。    ・小さな子どもがいる世帯が参加しやすいよう行事等の運営を工夫します。 住民が地域や互いの人を理解し合い、ささえあう風土をつくります ●地域の活動に関する情報を発信し、より多くの住民へ理解を促します。    ・ホームページや「綱島ひっとプランニュース」などの広報を充実します。    ・対象者や自治会町内会の規模にあわせて、より有効な情報伝達方法を検討します。 ●支援が必要な人への理解を深め、年齢や障がいの有無に関わらず過ごせる場を増やします。    ・障がいや認知症などを理解する啓発講座を開催します。    ・障がいがあっても参加しやすい地域行事等の工夫をし、参加を促します。    ・障がい児者の居場所づくりや余暇支援の取り組みを検討します。 日頃の活動から支援が必要な人を把握し、支援につなげます ●自治会ごとに災害時要援護者支援の仕組みづくりを進めます。    ・自治会町内会と民生委員等が情報共有する場をつくります。    ・隣近所と顔の見える関係をつくっていくことの大切さについて、住民の理解を深めます。 ●地域の福祉活動を通した見守りを充実します。    ・交流の場づくりや福祉活動を通した緩やかな見守りを継続します。    ・認知症高齢者や障がい者、子育てや介護を行っている人に対して地域でできる支援を検討します。 綱島地区のイベント・活動 誰でも参加できます!みんなで来てね! 綱島桜まつり 綱島桃まつり 綱島菜の花まつり 第九演奏会 ふれあって北綱島 スポーツフェスティバル 盆踊り大会 子どもすもう大会 子どもと子育て中の方向け  ☆わんぱくおばけ大会 ☆子どもすもう大会  子育てサロンなど  ☆赤ちゃん会 ☆すくすくハウス(東) ☆おしゃべりサロン(西)  公園遊び  ☆公園遊びの会わくわく ☆公園で遊ぼう 風の子  育児サークル  ☆きりんさんクラブ ☆ふしぎなTAMAGO 高齢の方向け  ☆敬老会 サロン・お茶飲み会など  ☆綱島東お楽しみ会 ☆綱島つくしの会 ☆綱島東ふれあいの家  ☆綱島西ふれあいサロン 健康づくり・介護予防  ☆綱島東 元気づくりステーション ☆はつらつ体操 日常のちょっとした困りごと相談  ●地区社会福祉協議会の福祉相談   於:綱島地区センター(金曜日 10時~12時)  ●身の回りの簡単なお手伝い   綱島東ボランティアグループ   綱島西ボランティアグループ  ★四季彩館  ★港北根っこの会  ★といろ  障がいのある方が利用されている施設です。  詳細は直接施設にお問い合わせください。 イベントや活動の詳細はこちら!!  綱島連合自治会HP http://tsunashima-rengo.com/ 綱島連合自治会で検索  綱島ひっとプランニュース *各自治会町内会にも魅力的な活動がたくさんあります。ぜひご加入ください。 ●地区の活動に関する問い合わせ●   綱島地区社会福祉協議会    TEL 070-2209-2000   樽町地域ケアプラザ    TEL 045-532-2501  FAX 045-533-0025   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  大曽根地区計画 ハートフル大曽根 ◇わたしたちが目指すまち いつまでもすみたいまち 大曽根 交流の盛んなまち ささえあいのあるまち 安全、安心なまち ◆地区の概況 地区の概況 東横線の綱島駅と大倉山駅の中間にあり、戸建て住宅が多い住宅地です。 人口等の特徴 居住歴が長い人が多く、港北区の中では高齢者の割合がやや多い地区です。一方、鉄道沿線で利便性が高いこともあり若年層の転入傾向が続いていることから、20歳代後半~40歳代の世代も多く暮らしています。一人暮らしの世帯が増加し、二人暮らしの世帯と合わせて世帯数全体の2/3を占めるようになっています。人口、世帯数は今後緩やかに減少し始め、の割合が増加していきます。 福祉保健活動の状況 地区内には20を超える町内会があります。余暇活動を含め、多くの活動が行われており、特に老人会活動や高齢者を対象とした活動が盛んです。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み ・「ザ・ニュース大曽根」や「イベントカレンダー」を発行し、地域の活動情報を発信しました。 ・高齢者向けの防災袋の配布や、あんしんカードの作成、配布を行い、いざという時への備えの充実を図りました。 ・防犯・防災の啓発、障がい理解、認知症予防などの住民向け講座を行いました。 ●地域の現状と課題 一人暮らしや夫婦二人暮らしの高齢者が増えており、見守りが必要になってきています。一方で新しい住宅を中心に若い世代も増えており、新旧、異世代の住民交流が課題です。 ●今後の方向性 「交流」「見守り・ささえあい」「安全・安心」をテーマに、取り組みを進めます。安心で住みやすい地域づくりのために、多くの住民の参加を期待します。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 地域で活動するそれぞれの団体等が計画に基づいて取り組みを行い、「ハートフル大曽根」事業推進委員会でその状況を共有します。  ハートフル大曽根事業推進委員会は、連合自治会や地区社会福祉協議会、福祉活動団体等の代表者などで構成し、推進状況の確認、振り返りと今後の方向性の検討を行う他、一部の事業を実施します。 ◆具体的な取り組み 行事や活動に多くの方が参加し、交流の盛んなまちづくりを進めます ●地域の行事や活動を住民に知らせ、多くの方の参加を促します。    ・「ザ・ニュース大曽根」「イベントカレンダー」などの広報を充実します。    ・ホームページの立ち上げを検討します。    ・情報発信やPR、声かけの方法を工夫します。    ・定年後の方や現役世代が参加しやすい活動方法を検討します。 ●身近な場所で気軽に交流のできる場をつくります。    ・趣味や福祉活動を通じて住民同士の交流を深めます。    ・地域にある施設などを活用して小さな交流会を行います。 ●異世代や新旧住民の交流の機会をつくります。    ・自治連合会の主催する行事に新たな方が参加しやすいような工夫をします。    ・学校と連携して子どもと地域のつながりをつくります。  ●地域で活動する団体同士が互いの活動について情報共有します。 緩やかな見守りや、ささえあいのあるまちづくりを進めます ●高齢者や障がい者等への理解を深めます。    ・地域住民向けの啓発講座を開催します。 ●地域での見守りやささえあいの活動を継続、充実します。    ・福祉活動を通じて高齢者等の緩やかな見守り活動を行います。    ・「ささえあいネットワークの会」の活動を充実します。    ・地域の困りごとに対応できる人材育成を目的にボランティア講座を開催します。 いつまでも住み続けたい、安全、安心なまちづくりを進めます ●防犯の意識を高め、活動を充実します。    ・防犯パトロールや登下校の見守り活動を継続し、多くの方に参加を呼び掛けます。    ・地域住民向けに講座などの啓発活動を行います。 ●災害に備える活動を充実します。    ・地域住民の防災への意識を高めるとともに、地域と地域防災拠点(大曽根小学校)が協力、連携して防災訓練を充実させていきます。    ・自治会町内会、家庭防災員、民生委員が連携し、災害時の要援護者支援の取り組みを進めます。    ・「あんしんカード」の配布と活用に向けた啓発を継続します。 大曽根地区の活動 安心・安全 防犯パトロール 地域防災拠点訓練 あんしんカード 防災・防犯講座 交流 盆踊り・健民祭 大曽根福祉まつり ときめきコンサート ほっとステーション大曽根 団体長会議 地域懇談会 子ども 子ども会 おおそねちびサロン 子育てサークル ペットボトルロケット大会 生きがいづくり 棋楽会 折り紙教室 大曽根歩こう会 男の料理教室 花を楽しむ会 高齢者 老人クラブ やすらぎ昼食会 配食よつ葉会 木曜サロン(おれんじの会) ささえあいネットワーク まちづくり 公園清掃 スポーツ・健康 ペタンク・グランドゴルフ ソフトボール ソフトバレーボール 大曽根らくらく体操教室 ヨガ 情報発信 ザ・ニュース大曽根 イベントカレンダー 大曽根自治連合会 大曽根上本町会・菰西会・真菰会・大曽根中町会・中央懇話会・大曽根親交会・大曽根六地区町会・巽会・大曽根上町会・親和会・大曽根東会・大曽根本町町会・大曽根睦会・大友会・大曽根新生会・桃友会・盟友会・大曽根北部自治会・大曽根南台町内会・大曽根あけぼの会・ガーデンズ会・ドレッセ大倉山自治会 スポーツ推進委員 青少年指導員 保健活動推進員 家庭防災員 大曽根地区社会福祉協議会 民生委員・児童委員 主任児童委員 老人クラブ 子ども会 大曽根小学校 大曽根商店街 大曽根保育園 おおつな保育園  大倉山保育園 セサミ香房 消費生活推進員 環境事業推進委員  ●地区の活動に関する問い合わせ●   大曽根地区社会福祉協議会    TEL 080-7737-8994   樽町地域ケアプラザ    TEL 045-532-2501  FAX 045-533-0025   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  樽町地区計画 思いあいのまち 樽町 ◇わたしたちが目指すまち 人の輪がひろがり、顔が見えるまち みんなが助け合い、心のふれあうまち 明るく挨拶、声をかけあうすみよいまち ◆地区の概況 地区の概況 区の中央東側の地区で、北側は鶴見川、東側は鶴見区界、南側は師岡地区につながる丘、西側は東急東横線に接しています。従来から工場・倉庫が多くありましたが、マンションへの転換が進んでいます。樽町連合町内会は9つの自治会町内会で構成されています。 人口等の特徴 平成22年頃から人口や世帯数が増え、特に子育て世代の転入が増えています。マンションの建設により急速に増加していた人口、世帯数は今後も増加しますが、ややゆるやかな増加傾向になっていくと考えられます。現在は30歳代に大きな偏りのある人口構成になっていますが、徐々に、高齢者や年少人口も増え、年齢のバランスが取れた状態に変化していくと考えられます。 福祉保健活動の状況 新住民が多いことから、住民相互の交流を軸に、地域活動への理解の拡大や担い手の発掘、居場所づくり、情報発信などの活動に力を入れています。樽町地域ケアプラザや親と子のつどいの広場「ひだまり」があり、交流の拠点となっています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 住民交流のきっかけとなるよう「樽町ふれあいのつどい」などのイベントを開催しました。また、地域で行われている様々な活動に関心をもっていただくためにイベントカレンダーを発行しました。 ●地域の現状と課題 新しく建設されたマンションを中心に若い世帯が増えており、地域とのつながりづくりが課題です。また、若い世代が多い町ですが、支援が必要な高齢者も増えています。 ●今後の方向性 樽町に住む住民が地域への愛着を高め、住民同士が顔の見える関係をつくるきっかけとなるような取り組みを引き続き進めます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 計画に基づいて各団体等が推進を行い、推進委員会でその状況を共有します。 推進委員会は、町内会や地区社会福祉協議会、福祉活動団体等の代表者で構成し、推進状況の確認を行う他、一部の事業を実施します。また、必要に応じて部会を設置します。 ◆具体的な取り組み 住民交流を通して顔の見える関係づくりを進めます ●地域で行われる行事を通して住民交流をより活発に行っていきます。    ・「樽町ふれあいのつどい」などの異世代交流行事を継続、充実します。    ・誰でも参加しやすい行事等の運営やPRの工夫を行います。     ・自治会町内会等と学校が連携し、子どもや保護者世代に活動への参加を働きかけます。 ●身近な地域で気軽に参加できる、様々な形の交流の場づくりを進めます。    ・既存のサロン活動を継続、充実します。    (ちびたる、ひだまり、サロンたる、みんなのキッチン、ミニ樽サロンなど)    ・小さなエリアごとに交流の場づくりを進めます。    ・体操、ウォーキングなどの健康づくり活動をきっかけに交流を深めます。 多くの方に地域や地域の活動を知ってもらい、町への愛着を深めます ●情報の発信を継続し、より関心を持ってもらえるよう内容を充実させます。    ・「イベントカレンダー」の発行を継続し、内容を充実します。    ・ホームページの立ち上げと活用方法の検討を行います。 ●自治会町内会活動の魅力を高め、多くの住民の加入を促します。 子育てや支援を必要とする人に対する理解を深め、地域で見守り支える風土づくりを進めます ●子育て世帯と地域とのつながりをつくり、地域で子育てを支えます。    ・子育て世帯同士や子育て世帯と地域の交流の場、機会を充実します。    ・幼稚園や保育園と連携して子育て支援を進めます。    ・子育て世帯と地域が懇談する機会をつくります。 ●支援が必要な人への理解を深める取り組みを進めます。    ・障がいや認知症などへの理解啓発を進めます。    ・要支援者や、要支援者を支える家族の居場所づくりに取り組みます。    ・閉じこもりがちな方に向けて、声かけの工夫等によって参加を促します。 日頃の活動から支援が必要な人を把握し、支援につなげます ●災害時要援護者支援の仕組みづくりを進めます。    ・防災組織を充実し、地域ぐるみで要援護者を支援する仕組みをつくります。    ・防災組織による日頃の見守り活動を推進します。    ・自治会町内会と民生委員等が把握する要支援者情報の一本化に向けて検討を行います。    ・マップを活用した要支援者情報の共有を検討します。  ●福祉活動を通じた緩やかな見守りを継続し、地域でできる支援を検討します。    ・民生委員や地域の福祉活動を通じて行われる見守り活動を充実します。    ・地域包括支援センターと地域が連携し、要支援者の把握と支援の検討を行います。 「思いあいのまち樽町」の活動 樽町移動動物園 お馬に揺られてどこへ行く?動物とのふれあいは楽しいなあ! 樽町体育祭 かけっこからリレーまで。樽中グランドを駆け巡ろう! 杉山神社おまつり ワッショイ! わっしょい!楽しい屋台もあるよ! 樽町わかば会 ご飯が進み、会話がはずむ昼食会。お弁当の配食もやっています! みんなのキッチン おいしいお菓子でティータイム。三世代で楽しくおしゃべりしましょう。 ちびたる 就園前にちびたるデビュー。子育て親子の仲間づくり! ミニ樽サロン 心の病む方とそのご家族に。「心休まる居場所」です 樽町歩こう会 青空の下で健康づくり。汗をかくのはいいことだ! 樽町ふれあいのつどい 樽町のみんな集まれ!みんなかっこいいよ。 ひだまり 就学前のみんな集まれ!地域で子育て。 ●地区の活動に関する問い合わせ●   樽町地域ケアプラザ    TEL 045-532-2501  FAX 045-533-0025   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  菊名地区計画 みんなで支えあう まちづくり 菊名地区 ◇わたしたちが目指すまち 子どもから高齢者まで安心して暮らせるまち 健康づくりと交流で元気に暮らせるまち 安全安心に暮らせる環境が整うまち ◆地区の概況 地区の概況 区の中央部にある地区で、東急東横線の菊名駅を中心とする住宅地と新横浜駅周辺の商業施設等と混在する住宅地があります。公的施設、医療機関、商業施設が多く、区内でも早くから開発された地域です。東急東横線の大倉山駅、菊名駅、JR 横浜線の菊名駅と新横浜駅、市営地下鉄ブルーラインの新横浜駅が利用されています。 人口等の特徴 地区全体としては、人口、世帯数は緩やかに増加し、新横浜1~3丁目エリアで人口、世帯数が増加する傾向があります。平均世帯人員は区の平均に比べかなり少なくなっています。高齢者の増加傾向が強く、14歳以下の人口の緩やかな減少が進みます。20歳代の転入増加傾向が続いているため、現在は25~49歳が多い年齢構成になっていますが、今後は現在の年齢構成が大きく変化せずに高齢化すると考えられます。 福祉保健活動の状況 特徴の異なる3つの地区があり、それぞれ、高齢者の見守り、障がい児者との交流、災害時の対策、子育て支援などの活動を行っています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 菊名地区は抱えている課題や住環境が異なることから、民生委員児童委員協議会エリアごとの3地区で取り組みを進めました。菊名北地区は「高齢者110番」の設置、大豆戸地区は障がい児者理解の啓発や見守り、篠原北地区は坂道へのベンチ設置、サロンの運営などに取り組み、それぞれの地区で高齢者や障がい児者が安心して暮らせる地区を目指しました。 ●地域の現状と課題 後期高齢者を中心に増加傾向にあるため、支援の必要な高齢者が増えることが予測されます。一方でマンションが建ち、若い世代の転入者も多く住む地区でもあります。このため地区とのつながりづくりや孤立予防、介護予防、子育て支援等が課題です。 ●今後の方向性 3地区の共通テーマとして高齢者がいつまでも元気に過ごすことができる活動の充実に向けて取り組みます。そして、各地区のそれぞれの特性に合わせた具体的な計画も推進していきます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 3地区ごとに計画の推進と振り返りを行い、菊名地区全体としては、町内会や地区社会福祉協議会、福祉活動団体等で構成する推進委員会を定期的に開催し、3地区の事業の実施、推進状況の共有、確認等を行います。 ◆具体的な取り組み みんなが安全安心に暮らせるまちを目指します ●日頃の見守りを推進します。    ・「生活安全安心メモ※」の内容を更新し配布することで、適切な活用にむけた確認や助言を行い、顔の見える関係づくりのきっかけとして活用します。(3地区)    ※「生活安全安心メモ」・・・自身の名前、住所、緊急連絡先を記入、いざという時に役立つような地区情報などを記載したリーフレット    ・「高齢者110番」の成果の検証を定期的に行い、活動の住民理解が進み協賛者が広がるよう周知を強化していきます。(菊名北)    ・高齢者、障がい児者とその家族への理解、交流、支援を継続します。(大豆戸) ●環境整備を進めます。    ・高齢者や小さなお子さんを持つ方も外出、散歩の途中でひと休みできるよう、坂の途中にベンチの増設や補修を行います。( 現在7カ所)(篠原北) 災害時に備えた取組を強化します ●災害時要援護者支援事業の取組を進めます。(3地区)    ・災害時要援護者の名簿の充実を図り、日頃からの見守る仕組みを充実していきます。 ●防災訓練を通じた取組を進めます。(3 地区)    ・防災力を高めるために、災害時の安否確認を含めた地域防災拠点訓練に取り組んでいきます。 交流を深め、元気で暮らせる町づくりを進めます ●交流の場づくりを進めます。    ・イベントなどの機会を活用し、子どもから高齢者までの異世代交流を活発に行うなど、子どもたちと地域の輪を広げます。(3地区)    ・高齢者が定期的に交流できる場を設け、介護予防、認知症予防にもつながる活動をさらに充実していきます。(3地区)    ・「おでかけバス」が地区の方々に幅広く利用され、支援するボランティアも増やし、活動を広げていきます。(篠原北)    ・障がい者の会やその支援団体などによるチャリティバザー等を通して、交流の輪をひろげます。(3地区) ●健康づくりを通した取組を進めます。    ・介護予防、認知症予防、健康づくりへの意識が高まるよう活動に取り組みます。(3地区)     スクエアステップ※1、スリーA※2、楽らく健康体操、元気づくりステーションなど    ・子どもから大人まで気軽に参加できるラジオ体操を身近な場所で実施し、異世代交流や効果測定も実施します。さらにこの交流を発展させ、ウォーキング、歴史散策などにつなげていきます。(大豆戸)    ※1「スクエアステップ」…マスのあるシート上で一人ずつ様々なステップを踏み介護予防や認知症予防を行う。    ※2「スリーA」…明るく、頭を使って、あきらめないの頭文字でスリーA。手遊びや道具を使い認知症予防を行う。 菊名北 ◆菊名北町町内会 ◆大倉山喜久和会 気軽に相談できる「高齢者110番」 盆踊り 子育て支援 「公園遊び」 篠原北 ◆錦が丘町内会 ◆表谷町内会 ◆泉ヶ丘町内会 ◆ふじ町内会 錦が丘町内会防災訓練(いっとき避難場所への参集と白布安否確認訓練) おでかけバス べンチでひと休み 大豆戸 ◆大豆戸町内会 ◆大倉山ハイム町内会 ◆新横浜町内会・新横浜自治会 ◆アデニウム新横浜自治会 防災訓練 緑と黄色のバンダナ運用訓練 地域と共に打ち水大作戦 高齢者と子どもたちの交流 3地区共通 敬老会 障がい者チャリティバザー 生活安全安心メモ 上記以外にもいろいろな活動がありますよ ●地区の活動に関する問い合わせ●   大豆戸地域ケアプラザ    TEL 045-432-4911  FAX 045-432-4912   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  師岡地区計画 わが町師岡 ―未来につなげる・住みよいまちづくりー ◇わたしたちが目指すまち ・「こんにちは」と笑顔で挨拶できるまち 師岡 ・みんなで知恵を生かして進むまち 師岡 ・あたたかく地域が見守る子育てのまち 師岡 ・こまったら相談してよと言えるまち 師岡 ◆地区の概況 地区の概況 区の東側中央に位置している地区で、戸建住宅に住む人が区平均と比較してやや多く、持ち家に住む世帯の比率が60%程度です。地区の北側と南側は丘になっており、地区の中央を幹線道路環状2号線が通っています。最寄りの鉄道駅は大倉山駅です。 人口等の特徴 20~34歳が転入し増加する傾向が続いています。平均世帯人数が2.22人と、区の平均に比べてやや多くなっています。人口、世帯数はこれまで緩やかに増加してきましたが、今後はほぼ安定した状態になり、全体として高齢化していきます。20歳代は転入増加があるものの、30~40歳代は減少していきます。 福祉保健活動の状況 連合町内会の21の事業部をはじめ、多くの地域活動があります。地区内にトレッサ横浜と師岡コミュニティハウスがあり、連携を深めています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 「ひろがる」「つながる」「とどく」の3つの分科会で、情報発信や災害時要援護者支援などに取り組みました。 ●地域の現状と課題 地区では様々なイベントや活動が行われており、イベントには多くの住民が参加するようになっています。これらの企画や運営に関わる人を増やしていくための工夫をしていく必要があります。 ●今後の方向性 これまでの取り組みは、連合町内会の事業として引き続き取り組んでいくと同時に、「ひろがる」から「ひろげる」、「つながる」から「つなげる」、「とどく」から「とどける」へと、より積極的に計画推進を行っていきます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 計画に基づいて、地域の活動団体等が取り組みを進め、地区計画推進委員会において進ちょく状況の確認、振り返りと今後の方向性の検討を行います。 連合町内会と地区社会福祉協議会は、それぞれの組織団体の状況把握、意見のとりまとめを行い、計画推進に反映します。 ◆具体的な取り組み 地域活動の魅力を高め、多くの住民の参画を促します。 ●町の活動や地域活動の情報を発信します。    ・ホームページによる情報発信を充実します。    ・広報紙を発行します。 ●様々な特技を持つ方などの参加を得て、行事やイベントを活性化します。 ●トレッサ横浜や師岡コミュニティハウス、樽町地域ケアプラザ、企業等との連携を強化します。 未来を担う子どもたちを町ぐるみで育みます ●子育て世帯と地域とのつながりをつくり、子育てを地域で支えます。    ・子育てへの理解を深め、隣近所で子育てを見守ります。    ・「師岡ひまわり」等の交流の場を充実し、参加を呼びかけます。 ●子ども会への加入を促し、町内会とも連携して活動を活性化します。 ●小学生の育成を目的にした参加型のイベントを企画します。 住民交流を通して顔の見える関係をつくります ●住民交流の場、機会を充実し、多くの方に参加を呼びかけます。    ・町内会行事や老人会、子ども会活動等の魅力を高めます。    ・「師岡ひまわり」や「女性の会」の活動を充実します。    ・趣味や環境美化、健康づくり、介護予防など多様な活動をきっかけに交流の輪を広げます ●いざという時に近隣で助け合うことの重要性についての意識を高めます。 地域のネットワークの力で支援が必要な人を見守り支えます ●支援が必要な人への理解の輪を広げます    ・認知症や障がい等への理解啓発を進めます。 ●老人クラブ活動や、福祉活動を通して緩やかな見守りを行います。 ●町内会と民生委員が連携して見守り活動を継続していきます。 ●災害時要援護者支援の取り組みを進めます。    ・「ささえあい」隊への参加者を増やし、活動をより充実します。    ・防災拠点訓練とあわせて安否確認訓練を実施します。 師岡地区ネットワーク  私たちの町では、さまざまなグループが地域活動を行っています。また、師岡地区連合町内会には19の事業部があり、「住み良い町づくり」のために日々活動しています。活動の様子はホームページでも紹介しています。 民生委員児童委員  高齢者、障がい者、子育て家庭など、地域で生活する皆さんからの相談を行政に繋ぎ、支援し、よりよいサービスの提供を求めて各機関との連絡を密にした活動に努めています。 老人会/子供見守り班 ゲートボール・グランドゴルフ・囲碁将棋・俳句・カラオケ・旅行等を行い、健康・友愛・奉仕の目標に向い努めています。 家庭防災部 地域における防災活動の担い手として、防災訓練等に協力しています。 青少年指導部 次世代を担う青少年の健全育成のため、他団体と連携して活動しています。ペットボトルロケット大会、中学生のボーリング大会、自然体験教室、ひと声かけ運動等を行っています。 交通/防犯部 防災訓練時には防災会・家庭防災部と連携して活動を行っています。 環境事業推進部 「ヨコハマ3R夢!」をスタートし、限りある資源を大切に使い、脱温暖化に向け取り組んでいます。 ひまわり 「サロン師岡月曜会」高齢者の方々と、就園前の子どもとお母さん達の世代間交流の場。四季折々の行事やコンサート、読み聞かせなどを取り入れ楽しんでいます 消費生活推進部 エコ活動、詐欺防止活動等、区役所や警察署と協力して、行っています。 スポーツ推進部 町民のスポーツの実技指導や助言を行い、楽しさを伝えたり、より良い環境づくりに努めています。もちつき大会、グランドゴルフ大会、ペタンク等を行っています。 防災会 防犯防災部と連携し、いっとき避難場所での訓練を支援します。 女性の会 お互いの親睦を図りつつ教養を高める事を目的に活動しています。施設見学会、新年会、講習会、講演会等を行っています。 保健活動推進部 講師の指導を受けての「ウォーキング」活動を推進しています。 子供会 子どもたちが「明るく」「健全に」育まれるよう、お楽しみ会を開催しています。連合町内会の各行事に参加、協力しています。 広報部 わが町師岡のホームページは、いつでもどこからでも、町の出来事をアップできます 剣道部、ジュニアーズ、ミニバスケットポール部、テニス部、ソフトボール部 樽町中学校 師岡小学校 はまっこふれあいスクール 学童保育所 ともだちの丘 師岡地区連合町内会 師岡地区社会福祉協議会 「ひっとプラン港北」師岡地区計画推進委員会 トレッサ横浜 コミュニティハウス ●地区の活動に関する問い合わせ●   樽町地域ケアプラザ    TEL 045-532-2501  FAX 045-533-0025   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  大倉山地区計画 「あいの町大倉山」 ―ふれあい・支えあい・助けあいー ◇わたしたちが目指すまち ・住民一人ひとりがつながり、助けあいのできるまち 大倉山 ・住民同士があいさつし合うことから、心を太っちょにしていくまち ・新しい住民が増えているまちであり、新旧住民や世代を超えて、「ふれあい・支えあい・助けあい」、いざという時にも強い大倉山をつくっていこう ・住民みんなが積極的に地域活動に参加して、健康で住み良い町づくりをしよう ◆地区の概況 地区の概況 東横線沿線の地区で地区内に大倉山駅があります。地区の西側は鶴見川に面し、北東側は大倉山公園や太尾見晴らしの丘公園等がある丘になっています。共同住宅に住む人の割合が多く70%を超えています。 人口等の特徴 20歳代の転入増加や50歳代以上の転出が減少する傾向にあり、現在の年齢別人口の変化が続くと、人口や世帯数は引き続き緩やかに増加しますが、年齢の構成は大きく変化していきます。25~34歳の人口が徐々に多くなり、現在多い40歳代の人口は減少していきます。また50歳代以上にピークがない年齢構成なので、高齢者数は緩やかに増加していきます。 福祉保健活動の状況 各種の交流イベントや高齢者の見守りや家事支援、子育て支援、健康づくり、居場所やサロンの運営など多様な活動が展開されています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 地区社会福祉協議会が中心となって、子育て支援・健康づくり・高齢者支援等6つの部会で活動し、支えあい祭り等の交流イベントを実施してきました。また、地域住民の交流を深めるため「大倉山夢まちづくり実行委員会」を設立し、町内会・商店街・地域の団体が一体となって健康で住み良い町づくりを進めています。 ●地域の現状と課題 マンションの建設等で新しい住民が増えている地域です。世代を問わず、新旧住民の交流の活性化を図ります。 また、高齢者が年々増加の傾向にあり、高齢者への支援活動や元気づくりステーションをより充実し、健康で住み良い町づくりを目指していきます。 ●今後の方向性 住民の意向を確認しながら部会活動を進めると共に、「大倉山鶴見川かわまちづくり計画」の太尾堤緑道の整備、地域住民交流の場づくり等、交流会の充実を図ります。 太尾ふれあいクラブ、高齢者部会、8シニアクラブ、大倉山元気づくりステーション等の更なる充実を図り、手厚い高齢者支援の推進及び見守り活動につなげていきます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 大倉山地区ひっとプラン「あいの町大倉山」の進捗は月1回の推進会議で確認し、年1回振り返りを行います。 ・代表:植木貞雄会長、飯山精三会長、畑野鎮雄会長、山田浩之商店街会長 ・構成メンバー:連合町会・地区社協の役員及び理事、商店街役員、地域の各団体 ◆具体的な取り組み 子育て中の方が安心して暮らせる、やさしい町づくりを進めると共に、子どもにとって健全な環境づくりを推進します ●未就園児と親が参加できる「太尾っ子広場」を継続し、親子の交流の場として更に充実していきます。 ●青少年部会、学校、地域、防犯連絡協議会等と連携して、通学路や地域遊び場所の安全を見守ります。 ●太尾防犯拠点センター(みんなの居場所)において、定期的に防犯・防災講座、研修会を開催します。 誰もが健やかに安心して暮らせる環境づくりや、活動を推進します ●太尾ふれあいクラブによる高齢者への家事支援の依頼件数が年々増加しており、それらの要望に応えるべく、きめ細かく活動していきます。 ●高齢者が気軽に参加できる、茶話会や福祉講話、趣味の活動、パソコン等で交流を図っていきます。 ●元気づくりステーションを太尾防犯拠点センター(みんなの居場所)、大綱中コミュニティハウスを中心にして開催し、遠出できない方のために各町内会の会館に出張(巡回)し開催します。 ●障害児者への支援や地域での見守り活動を推進します。 ●災害時に備えた要援護者の地域での見守り支えあいの仕組みづくりを継続実施します。 地域の団体が主催する交流活動に、協賛又は協働で活動をします ●地域子育て支援拠点どろっぷの開催する「どろっぷデー」等に町内会が協賛し、地域ぐるみで実施します。 ●商店街が開催する「七夕まつり、ハロウィン」等の地域を活性化する活動を協働して取り組んでいきます。 新旧住民及び世代を超えた地域住民の交流活動で地域の絆を強くします ●多世代が参加できるウォーキング、グラウンドゴルフ、ぺタンク等を通じて住民の交流を図ります。 ●「大倉山夢まちづくり」の活動で、桜木の植樹・さくらまつり・芸能イベント等を大倉山全町内会、商店街、地域の団体が一体となって開催し、住民の顔の見える関係づくりをします。 ●「大倉山鶴見川かわまちづくり」の活動に新たに取り組み、鶴見川周辺の緑道の整備や美化(緑化)を進め、住民の憩いの場とし、またノルディックウォーキングの開催等で健康づくりを促進していきます。今後、太尾堤緑道に季節の花木の植栽も検討していきます。 多くの住民が参加できるよう、地域の情報を発信します ●地域の活動や行事の連絡は、各町内会を通して家庭への回覧・ちらし・掲示板等で周知します。 ●若い世代をはじめ、広く情報を発信する手段として、ホームページ・メール・ブログ等の活用を検討します。また広報紙での情報提供を行います。 ●外国人にも地域の情報が届くよう、大倉山便利マップの外国語併記を検討します。 大倉山地区地域活動の概要 <大倉山地区連合町会> ①.健民祭 ②.シニアクラブ連合会 ・クラブ(8団体)毎の活動(敬老会、茶話会、お花見、健康体操等) ・グラウンドゴルフ ・友愛見守り活動 ・バス旅行 ③.防犯連絡協議会 ・子ども110番の家 ・防犯研修会 ・防犯マップづくり ・防犯キャンペーン ・青パトによる巡回 ④.スポーツ推進委員協議会 ・ソフトボール大会 ・ソフトバレー大会 ・駅伝大会(走ろう会) ⑤.青少年指導員協議会 ・ペットボトルロケット大会 ・サマーデイキャンプ ・防犯パトロール ⑥.太尾神社例大祭 ・演芸、神輿、山車 ⑦.子どもと親の盆踊り ⑧.港北消防団太尾班 ⑨.大綱中医療救護隊参集拠点 ⑩.大綱小、太尾小地域防災拠点 <消費生活推進員会> ・研修&エコ製品づくり、等 <保健活動推進員会> (元気づくりステーション) ・健康体操(はまちゃん体操) ・ウォーキングの開催 <環境事業推進委員会> <家庭防災員> <その他活動> ・太尾少年少女相撲大会 <元気づくりステーション事業> ①地区社協が推進母体として実施(H25.4~) ②ボランティア協会、保健活動推進員、高齢者部会、シニアクラブの活動の中で取り込んでいく ③防犯拠点センターを中心に、各町内会館を使用 <大倉山地区民生委員児童委員協議会> ・災害時における要援護者の安否確認ー見守り訪問 ・75歳以上ひとり暮らし高齢者「地域で見守り」(横浜市 H24~) 地域住民全般   高齢者  青少年  こども  障害者 ・新旧住民の交流 ・異世代間住民の交流 太尾防犯拠点センター(みんなの居場所) 学校関係 港北高校、大綱中学校、大綱小学校、太尾小学校、大綱中コミュニティハウス  学童保育クラブ    太尾学童保育クラブ、太尾第二学童保育クラブ  子育て支援施設 地域子育て支援拠点どろっぷ、大倉山アソカ幼稚園、太尾保育園、おおくらやまえきまえのぞみ保育園、たんぽぽ保育園、くっくおさんぽ保育園大倉山、聖保育園、森の樹保育園、アスク大倉山保育園、わおわお大倉山保育園、くっくおさんぽ保育園ふとお  障害者施設 わーくす太尾、HIKARI作業所、K・すぺーす <地域福祉保健計画推進委員会> 港北区地域福祉保健計画推進事業(H18.4~) ひっとプラン地区別計画:「あいの町大倉山」 ・地元を知ろう!太尾健康ウォーキング ・大倉山支えあい祭り ・災害時における要援護者の見守り支えあい仕組みづくり ・太尾ITサロン ・大倉山便利マップの作成 <大倉山夢まちづくり> ①連合町会、商店街が合同で立ち上げ(H22.6.24) ②大倉山記念館、梅林まわりの案内看板等の整備 ③大倉山さくらまつりへ展開 ・H25:桜の植樹(横浜緋桜、しだれ桜 19本) ・H26:さくらまつりとイベントの実施、植樹 31本 ・H27:さくらまつりとイベントの実施(太尾公園) <大倉山地区社会福祉協議会><社協・部会活動の概略> ア.高齢者部会 ・一人暮らし高齢者のお茶とお話しの会 ・太尾フレンドサロン「いこい」   65歳以上高齢者世帯等対象のサロン イ.青少年部会 ・青少年環境健全化活動 ウ.子育て支援部会、太尾つ子広場 <未就園児と保護者を対象にしたサロン> ・七夕飾り、クリスマスリースづくり、親子でリズム体操、等(年10回開催) ・母親のための育児教育(幼児の靴育、救急処置)  勉強の間、スタッフが幼児の保育を担当 エ.地域健康部会 ・グラウンドゴルフ交流会(春・秋) ・ペタンク交流会 ・ウォーキングの集い オ.ボランティア部会(元気づくりステーション). ・健康体操(転倒骨折予防体操等) ・福祉講座(介護・認知症予防、口腔ケア等) ・懐かしい歌の合唱等 ・障害者・施設に対する支援 カ.太尾ふれあいクラブ(高齢者への家事支援、等) ・買い物、掃除、洗濯、草取り、枝払い、ゴミ出し、見守り・声かけ、パソコン指導、等 ・担い手の発掘、増員計画推進中 キ.みんなの居場所での活動 ・支えあい祭り、ウォーキング、ペタンク、グランドゴルフ、等 ・福祉相談、防犯相談、等 ・ボランティア活動(エコ畑、各種教室、等) ・研修会、各種会議 ・どろっぷ、わ一くす太尾、子ども達等が利用 A.学校関係の地域活動 ・学家地連活動への参加 ・学援隊活動への参加 B.「3R夢ふれあいフェスタ」への協賛 C.地域子育て支援「どろっぷデ-」への協力 D.ケアプラザ「ワクワクまつり」への協賛 E.大倉山「おへそ」への協賛 <大倉山鶴見川かわまちづくり> ①連合町会、商店街、地区社協が推進母体(H27.4~) ②鶴見川を活用した健康な大倉山まちづくり ・H27:太尾堤緑道の整備、美化(緑化)及び健康づくりノルディックウォーキングの実施 <港北区役所><港北区社会福祉協議会><大豆戸地域ケアプラザ> ●地区の活動に関する問い合わせ●   大倉山地区社会福祉協議会    TEL 045-546-0664  FAX 045-546-0664   大豆戸地域ケアプラザ    TEL 045-432-4911  FAX 045-432-4912   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  篠原地区計画 わがまち篠原 ―ふれあい・支えあい・助けあい- ◇わたしたちが目指すまち 安全で安心して暮らせるまち ひとりひとりがつくる篠原 子どもも大人もいきいき篠原 みんなで声をかけあう篠原 ◆地区の概況 地区の概況 区の南部に位置し、地区内には東急東横線の妙蓮寺駅、白楽駅、市営地下鉄ブルーラインの岸根公園駅があり、菊名駅や新横浜駅にも近い位置にあります。戸建て住宅に住む人の割合が約52%を占め区の平均(約38%)を上回っています。 人口等の特徴 20歳代の転入が増加しており、全体として人口や世帯数は緩やかに増加する傾向が続いています。 人口や世帯数は今後ほぼ安定した状態になりますが、現在人口が多い35~49歳が少しずつ減少しながら順次高齢化していきます。30~40歳代は減少していきます。 福祉保健活動の状況 自治会ごとに開催するミニデイサービス、ボランティア相談、子育てサロンや公園遊びなど、古くから活発に福祉活動が行われてきました。ひっとプラン推進事業として新たに障がい児余暇支援事業、ホームページの運営も始められています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 4つの分科会で活動を推進しました。 ①交流分科会(障がい児余暇支援事業「とも・とも篠原」の実施) ②ボランティア分科会(男性や高校生ボランティアの発掘) ③安心安全分科会(災害時要援護者支援の仕組みづくりを自治会ごとに実施) ④ホームページ分科会(ホームページ「わがまち篠原」の立ち上げと運営) ●地域の現状と課題 山坂のある地形と高齢化から、閉じこもりがちな方が増えています。自治会ごとのミニデイサービスなど、福祉活動が多くあります。若い世代の担い手が少ないことが課題です。 ●今後の方向性 地域で活動する団体の横のつながりづくりに力を入れて取り組みます。また、現在行っている事業の充実を図ります。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 ・活動団体の連絡協議会を適宜開催し、推進状況を確認します。 ・「わがまち篠原活動報告会」を年度末に開催し、当該年度を振り返り、次年度の取り組みにつなげます。 ◆具体的な取り組み 地域の活動団体同士が連携を深め、充実した活動を展開します ●活動団体がそれぞれの活動を充実させていきます。 ●活動団体同士の連携を促進します。 ・活動団体連絡協議会を開催し、活動状況や課題の共有、より活動を発展していくための検討を行います。 ・子育てサークルと地域ミニデイの交流など、新たな連携を検討します。 ・自治会町内会と地区社会福祉協議会、老人会、子ども会などで一緒にできる企画を検討します。 ・地域ケアプラザ、地区センターとの連携を強化します。 ●学校と連携して子どもの安全を守る活動に取り組みます。 ●活動を通じて、担い手を育成します。 住民交流の活発な、いきいきとした地域づくりを行います ●より多くの住民に、地域活動の情報を発信します。 ・写真や動画、音声等を活用し、ホームページ「わがまち篠原」を充実します。 ・広報紙「地区社協しのはら」の発行を継続します。 ●地域活動を通して交流を深めます。 ・子育て世帯同士や、子育て世帯と地域が交流する場、機会を増やします。 ・自治会町内会行事や老人会、子ども会活動等の魅力を高め、多くの方へ参加を呼びかけます。 ・健康づくりや趣味の活動への参加を呼びかけ、交流のきっかけとします。 ・老人会、ミニデイサービスなど身近な交流の機会を継続、充実します。 ・閉じこもりがちな方への声かけを行います。 住民同士が顔の見える関係をつくり、地域で見守り支えあう風土づくりを進めます ●隣近所で緩やかに見守り、支え合う地域づくりを進めます。 ・あいさつ運動や世代間交流を進めます。 ・いざという時に近隣で助けあうことの大切さについて意識を高めます。 ・自治会町内会と民生委員が連携した見守り活動を行います。 ●自治会町内会ごとに災害時要援護者支援の取り組みを進めます。 ●地域のボランティア「しのはら相談室」の活動を充実します。 ●認知症や障がいへの理解を深めます。 ・認知症サポーターの養成や、障がいがある方の地域活動への参加呼びかけを行います。 ●障がい児余暇支援「とも・とも篠原」の活動を継続、充実します。 ●地域包括支援センターと連携して、支援が必要な人の早期発見の仕組みを検討します。 篠原地区 地域活動の概要 子育て・異世代交流分野  子育てサロン・らっこ、しのはランド、子ども会(10団体) 健康づくり分野  元気づくりステーション(富士塚いこいの会元気づくりステーション、ゆっくり歩幸会)、ウォーキング会 地域交流イベント  健民祭・親子スキー教室、グランドゴルフ大会、ペットボトルロケット大会、ユニホック大会・節分豆まき大会、駅伝大会 高齢者分野  ミニディサービス(9グループ)   ・ひな菊(菊名南町) ・いこいの会(富士塚) ・いこいの集い(篠原東) ・みちくさの会(仲手原) ・夢クラブ(仲手原南) ・お茶の間(篠原町) ・西町のつどい(篠原西町) ・みどりの会(篠原台町) ・なごみの会(コーポラス、グリーンコーポ)  しのはら人生一服亭、一人暮らし昼食会(4会場)、老人クラブ(9団体)・友愛活動員 障がい児・者分野  コーヒーふれんどしのはら、とも・とも篠原 ボランティア分野  篠原福祉ネットワーク、しのはら相談室 広報・啓発活動  ホームページ「わがまち篠原」、広報誌「地区社協しのはら」 篠原地区連合自治会 篠原地区社会福祉協議会  民生委員児童委員・主任児童委員 保健活動推進員 スポーツ推進委員 青少年指導員 保護司 環境事業推進委員 消費生活推進員 港北消防団第二分団・第八分団第二班(女性) 家庭防災員 ●地区の活動に関する問い合わせ●   篠原地域ケアプラザ    TEL 045-423-1230  FAX 045-423-1257   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  城郷地区計画 たすけあうまち城郷 ◇わたしたちが目指すまち ●世代や立場を越えた交流が『ひろがるまち城郷』 ●担い手が広がり、活動が『つながるまち城郷』 ●助け合いや支援の輪が『とどくまち城郷』 ●必要な情報が伝わり、相談しやすい『安心のまち城郷』 ◆地区の概況 地区の概況 新横浜の都心地区に隣接しており、地区内にJR 横浜線小机駅、市営地下鉄ブルーラインの岸根公園駅があります。地区の北側は鶴見川に接する平地で、新横浜公園や日産スタジアムがあり、農地も残っています。地区の南側は起伏のある丘で、樹林地が残る住宅市街地になっています。 人口等の特徴 0歳代が転入増加する傾向が続いており、30~49歳が多い年齢構成になっています。平均世帯規模は区の平均を上回っています。今後とも、人口、世帯数は安定した状態が続きますが、65歳以上の人口の増加や14歳以下の緩やかな減少などの変化が進みます。15~64歳は人口減少が続き、比率も低下します。20歳代の転入増加が続いているため、20~34歳の年齢層が増加します。 福祉保健活動の状況 家事等支援ボランティア、みんなの居場所の活用や運営支援、高齢者サロンや精神保健サロンの開催の他、発達障がい児の居場所事業、地区内の福祉保健活動のネットワーク化、見守り活動の定着化、担い手の確保などに取り組んでいます。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 「誰もが安心して暮らせるまち城郷」の実現を目指し、高齢者サロン「城郷よってこ会」や障がいのある子どもを対象とした「しろさと地区放課後プラザ」の実施のほか、地域支えあい連絡会が中心となり、各自治会町内会の特色を生かした見守り活動の定着化を図りました。 また、地区ボランティア連絡会では、団体相互の交流と情報交換を密にするとともに、活動における問題解決や担い手育成に取り組みました。 あわせて、誰もが集える交流の場づくりとして、「ホッとカフェ」(みんなの居場所)の地域開放利用や、自治会町内会活動との連携強化を進めました。 ●地域の現状と課題 農家や古くから住んでいる住民が多いエリアがある一方、住宅開発等で若い世代の増加も目立ち、新旧住民の交流や子育て支援が課題となっています。また、道幅の狭い道路や山坂も多く、後期高齢者や単身高齢者が増加傾向にある中、移動手段の確保に困難を抱える住民も増えています。 ●今後の方向性 地域で活動する団体の横のつながりづくりに力を入れて取り組みます。また、現在行っている事業の充実を図ります。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 これまでの実績を踏まえ、地域活動への理解促進と、より多くの方が活動に参加できる環境づくりを進めます。また、各町内会館やホッとカフェ(みんなの居場所)等の地域資源を活用し、子どもから高齢者まで誰もが気軽に集える場づくりに取り組み、住民同士の「顔の見える関係づくり」を推進します。 ◆具体的な取り組み 地域住民が互いに交流を深め、「顔の見える関係づくり」を進めるとともに、誰もが安心して健やかに暮らせるまちを目指します ●各町内会館や地域ケアプラザ、「ホッとカフェ」(みんなの居場所)などの地域資源を活かし、子どもから高齢者まで誰もが気軽に集える場づくりを進めます。 ●「ホッとカフェ」(みんなの居場所)への地域支援に、引き続き取り組みます。 ●より多くの方が地域活動に参加できるよう、コミュニティバス等移動手段の検討を進めます。 ●保健活動推進員や地域で活動する各団体との連携を図リ、体操や交流等を通じて介護予防、認知症予防と健康増進に取り組みます 子育て中の世代が安心して暮らせるまちづくりを推進します ●各町内会館等で行う子育てサロンの開催頻度を増やし、子育て中の親子が集まり、交流を深められるしくみづくりを進めます。 ●気軽に立ち寄り相談できるよう、常設のサロンづくりについて検討を進めます。 ●「しろさと地区放課後プラザ」の活動を継続して実施します。 地域住民が安心して暮らせるまちを目指します ●孤独死や空き家が増えていることを踏まえ、地域支えあい連絡会を中心に、防犯パトロールなど日常における見守り活動の充実を図ります。 ●各自治会町内会や民生委員児童委員協議会等の連携により、災害時要援護者支援事業に対する取り組みを進めます。 ●地区内の小学生を対象とした、高齢者を理解する講演会を継続実施し、啓発を行います。 5年後、10年後を見据え、地域活動の核となる人材を確保します ●「城郷ふれあいの会」等、既存の活動においてもボランティアが不足している現状を踏まえ、地区ボランティア連絡会を中心にボランティアの育成に取り組みます。 ●活動の幅がより広がるよう、男性にも担い手として加わってもらえるしくみを検討します。 ●将来の活動の担い手となることを見据え、若い世代へのボランティア活動に対する理解啓発を進め、人材の育成に取り組みます。 必要な人に必要な情報が伝わり、相談しやすい環境づくりを進めます ●地域活動への理解を広めるため、自治会町内会活動との連携をさらに強化し、イベントカレンダー等の作成に取り組みます。 ●地域福祉保健活動のネットワーク化を推進します。 ●掲示板や回覧だけではなく、インターネット等も活用して必要な人に必要な情報が届くしくみを検討します。 計画推進体制 「誰もが安心して暮らせるまち城郷の実現」 「たすけあうまち城郷」推進委員会  地区連合町内会 住民 地区民生委員児童委員協議会 地域ケアプラザ 地域支えあい連絡会 地区ボランティア連絡会 地区社会福祉協議会 学校 活動風景(写真)  地区ボランティア連絡会 小学生向け見守り講演会 小机城址まつり 城郷ふれあいの会の活動 城郷よってこ会(ミニよってこ会) 子育てサロン しろさと地区放課後プラザ ◆ホッとカフェ( みんなの居場所)  所在地:小机町2468番地 電話:045-473-6300  ※ホッとカフェ内に地区社協事務所を設置、運営しています ●地区の活動に関する問い合わせ●   城郷地区社会福祉協議会(ホッとカフェ内)    TEL 045-473-6300  FAX 045-473-6300   城郷小机地域ケアプラザ    TEL 045-478-1133  FAX 045-478-1155   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  新羽地区計画 「和・輪・話」のまち にっぱ ◇わたしたちが目指すまち 絆のまち にっぱ 高齢者が楽しく元気に活動できるまちにしよう 住んでいる人どうし、支え合うまちにしよう 一人ひとりが地域のことに関心を持つまちにしよう 子どもが大人になっても住み続けたいまちにしよう お互いにあいさつをし、みんなで明るく安心できるまちにしよう ◆地区の概況 地区の概況 市営地下鉄ブルーライン沿線の、住宅と倉庫・工場などが混在した地区です。地区の西側の丘は市街化調整区域になっており、地区の東側と南側は鶴見川に面しています。共同住宅に住む人が70 %近くを占めています。地区内に新羽駅、北新横浜駅があり、また、現在工事が進められている高速横浜環状北線の出入口ができる予定です。 人口等の特徴 世帯や高齢の夫婦のみの世帯は増加しています。人口、世帯数は今後も緩やかに増加し、特に30歳代の人口は一度減少した後、再び増加することが予想されます。 福祉保健活動の状況 年間通じて多くの行事が開催されています。平成26年に新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウスが完成し、様々な活動が行われています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 町への理解を深め、町を愛してもらう活動や、住民同士の交流に力を入れて取り組んできました。 ●地域の現状と課題 学校と地域の密接な関係が築かれています。様々な地域の行事が活発に行われていますが、新たな担い手の発掘が課題です。 ●今後の方向性 現在行っている地域活動を充実し、団体同士の連携を深めながら、「子どもと地域のつながりづくり」「健康づくり活動への取り組み」「住民交流」「見守り、支えあい」「情報発信」の5つの柱に沿って取り組みを進めます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 連合町内会や地区社会福祉協議会、行政からの委嘱委員、福祉活動団体などの代表者で構成する地区計画推進委員会を開催し、計画の進ちょく状況の確認や今後の取り組みについての検討を行います。 ◆具体的な取り組み 地域ぐるみで子どもを育み、子どもたちのふるさとづくりを進めます ●地域行事を通じて異世代交流を活発に行い、子どもと地域のつながりを深めます。 ●自治会町内会と学校、PTAが連携し、子どもが参画する地域活動を検討します。  ・「明るく美しいまちづくり」事業を進めます。  ・子ども会の活動を充実します。 ●子育てを地域で支えます。  ・「たんぽぽにっぱ」の活動を充実し、また、子育てに関わる人材を育成します。  ・赤ちゃん会や「たんぽぽにっぱ」などを通して、子育て世帯と地域のつながりをつくります。  ・保育園や幼稚園と連携した子育て支援を検討します。 新羽の自然や歴史を活用した健康づくりの取り組みを進めます ●健康づくりや介護予防につながる活動への参加者を増やし、地域を活性化します。  ・保健活動推進員が主催するウォーキングなどのPRを行います。 ●ウォーキングを町ぐるみで盛り上げます。  ・「新羽地区見どころウォーキングMAP」を活用します。  ・季節ごとのウォーキングマップ作成を検討します。 ●健康づくリ活動をサポートする「パワーアップにっぱ」の活動を継続します。 身近な場所で気軽に行ける、交流の場を増やします ●気軽に行くことができる場や機会を増やし、自宅に閉じこもりがちな方の参加を呼びかけます。  ・男性の地域参加のきっかけづくりとして、「男の料理教室」を開催します。  ・地域包括支援センターと協働でサロンを開催します。 ●地区内に多くある福祉施設(グループホームなど)を活用した交流の場づくりを検討します。 支援が必要な人を緩やかに見守り、支える仕組みをつくります ●高齢者や障がい者などへの理解を深める活動を進めます。  ・認知症サポーター養成講座を開催します。  ・行事等において、高齢者施設や障がい者施設との連携の機会を増やします。 ●地域でできる見守り、支えあいの取り組みを進めます。  ・自治会町内会と民生委員等が連携し、災害時要援護者支援の取り組みを進めます。  ・要援護者の把握、見守りについて地域包括支援センターとの連携を強化します。  ・「ボランティア竹の子にっぱ」の活動を周知し、また、担い手を増やしていきます。 地域活動の魅力を多くの住民に伝え、参加を促します ●地域活動の情報をきめ細かに発信します。  ・「イベントカレンダー」の発行を継続、充実します。  ・紙媒体だけでなく、電子媒体(フェイスブック、ツイッター)も利用して情報を発信します。  ・地域で活動する団体同士が、互いの取り組みに関する情報を共有します。 ●地域ケアプラザ・コミュニティハウスと連携し、地域活動に参加する人材発掘を進めます。 ひっとプラン港北 新羽地区計画推進の輪 私たちが住む新羽町を、笑顔いっぱいの住みよい町にするために、たくさんの団体やグループ、個人が活動しています 子ども  たんぽぽにっぱ 子ども会 餅つき大会 相撲大会 新羽小土曜塾 情報  イベントカレンダー 「ふくしの和」 「社協ニュース」 「地域ケアプラザ・コミュニティハウスつうしん」 交流  合同敬老の集い 健民祭 サマーフェスティバル 老人会 ガッツにっぱ 活動団体懇談会 健康づくり  パワーアップにっぱ ペタンク グランドゴルフ ウォーキング 見守り・支えあい  竹の子にっぱ 民生委員による訪問 災害時要援護者支援 新羽町連合町内会  南町内会、中之久保町内会、大竹町内会、中央町内会、新羽町自治会、新羽町町内会、北新羽町内会、クリオ新横浜北自治会 関係機関  新羽小学校、新田小学校、新羽中学校、新羽高等学校、新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウス 新羽地区社会福祉協議会 新羽地区民生委員・児童委員協議会 関係団体  連合子ども会、連合老人会、スポーツ推進委員、青少年指導員、保健活動推進員、環境事業推進委員、家庭防災員、明るい選挙推進員、消費生活推進員 ●地区の活動に関する問い合わせ●   新羽地域ケアプラザ    TEL 045-542-7207  FAX 045-531-7011   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  新吉田地区計画 いいな!みんなのまち 新吉田 ◇わたしたちが目指すまち 地域とのつながりを大切に みんなが手をつなぐまち 新吉田 ~支えあい明るく安心して暮らせるまち~ ~世代間の交流 話し合いができるまち~ ~なかよく健康にすごせるまち~ ◆地区の概況 地区の概況 区の中央部にあり地区の東側・北側を早渕川、南側を鶴見川に接し、地区の東側は戸建てが多く、南側は集合住宅、事業所、商業施設等が混在し、北側、西側は起伏のある丘陵地で市街化調整区域であり、住宅、事業所、農地、樹林地が混在しています。 人口等の特徴 現在、35~49歳が多い年齢構成であり、平均世帯人員は区の平均を上回っています。居住歴が長い人が多く、高齢者の比率が区や市の平均を上回っています。今後は現在人口の多い40~44歳を中心とした世代が徐々に減少し、また、65~69歳前後の世代も、死亡等により徐々に減少していきます。一方20歳代の転入増加傾向が続いているため、25~34歳が増加します。高齢者の増加は今後とも続きます。(*人口、世帯数のデータは新吉田あすなろ地区と共通です)。 福祉保健活動の状況 新吉田連合町内会、新吉田地区社会福祉協議会が中心になっている他、ボランティア団体の「ほっと新吉田」「もみじの会」等が協働し、地区の福祉保健活動に積極的に取り組んでいます。災害時要援護者の支援、高齢者への支援、子育て支援等の活動を幅広く先駆的に行っています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 「災害時要援護者の支援」「高齢者への支援」「子育て世帯への支援」を3つの柱として取り組み、要援護者名簿とマップの作成、認知症徘徊高齢者見守りネットワーク「さがしてネット」の実施、未就園児子育てサロン「よしだっこ」の開設とそれぞれに効果を上げ、また、地域の多様なイベントもあわせ、顔と顔がつながる活動を進めてきました。 ●地域の現状と課題 住民の高齢化が進み、単身者の増加もあり、支援が必要な高齢者が増えることが予想されます。一方で若年世帯、子育ての世代の転入も続き、地域との繋がりづくりが必要です。 さまざまな活動や行事も活発ですが、担い手の高齢化や男性が少ないこと、今まであまり参加していない人たちをいかに地区に関わってもらうかなどが課題です。 ●今後の方向性 今まで取り組んできた3つの柱の活動をさらに拡充していくとともに、「健康づくり」を新たに加え4本の柱とし、「健康づくり部会」「高齢者支援部会」「子育て支援部会」「要援護者支援部会」の4部会が中心となり、誰もが皆いきいきと暮らせるように展開していきます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 町内会・自治会と地区社会福祉協議会、地域福祉活動団体の代表者で構成、年2回以上、推進委員会を開催し、推進状況の確認や1年ごとの振り返りを行います。 ◆具体的な取り組み 誰でも参加できる健康づくりの活動を推進します ●住民の健康寿命を伸ばすことを啓発します。 ●介護予防や健康づくりの体操教室を支援し推奨します。 ●ウォーキングの推奨、ウォークラリー大会等の支援を行います。 ●ラジオ体操の奨励、運動会やペタンク大会、グラウンドゴルフ大会等の場を活用して体力向上の啓発、普及を図ります。 ●普段地域の活動へ参加していない人の参加を促進するため、広報の充実等を行います。 高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりを進めます ●「さがしてネット*」の取り組みを充実します。  ・認知症の啓発活動を行います。  ・認知症徘徊高齢者を発見する模擬訓練を周辺地域とともに実施します。 ●老人クラブ等の活動支援や高齢者が参加しやすい活動(例:手芸や趣味の会等)を支援し、推奨します。  *「さがしてネット」とは、認知症の理解を広げ、高齢者の徘徊を早期に発見する支えあいのネットワークです。 安心して子育てができるように支援します ●未就園児子育てサロン「よしだっこ」の運営を継続し充実を図ります。  ・必要な方に「よしだっこ」の情報が届く広報を目指します。  ・企画や運営に関わる方を増やす工夫を行います。 ●親子で参加できる「ふれあい動物園」や、もみじの会「収穫体験」等の活動を継続し、多世代交流の機会をつくります。 ●子ども会、小学校、中学校と地域が連携し、福祉教育の充実を図リ、子どもと地域のつながりを深めます。 支援が必要な人を地域で支える取り組みをします ●災害時要援護者支援を充実します。  ・要援護者の把握に努め、安否確認の方法や体制作りを進めます。  ・日頃の挨拶の励行、隣近所の助け合いや日常の見守り行動など、「共助」を目指した住民意識の向上に取り組みます。 ●小学生、中学生が防災体験活動を通じて、地域の中で見守り支えあうことの理解を進めます。 ●困りごとを気軽に相談できる、地域の支えあいボランティア「ほっと新吉田」の活動を継続し、より充実するように取り組みます。 ●誰でも利用ができるボランティアセンター「やすらぎの家」の効果的な活用を図ります。 新吉田地区の活動 【子育て支援】  未就園児子育てサロン「よしだっこ」、ふれあい動物園、親子コンサート、もみじの会・収穫体験 【災害時要援護者支援】  調査作成した「支え合いカード」の内容を、自治会町内会を中心に、再度点検しました。また、登録情報を、いざという時に活かせるよう、要援護者マップを作成しました。 【高齢者への支援】  地域のみなさんで徘徊らしい人を見かけた時は、このプレートがかかっている拠点へ連絡してください 「さがしてネット」 登録はこちらから  「老人会」   ゲートボール,手芸, 趣味の会などを開催しています。   ●寿会(新吉田中央町内会/新吉田第二町内会) ●さくら会(本町町内会) ●老親会(北部町内会) ●さつきクラブ(東町会) ●新吉田おもと会(新吉田町会) ●若松会(吉住会) ●新生シニアクラブ(新生町内会) ●ときわクラブ(西部町内会) ●きらく会(南町会) 【健康づくり】  健康維持の意識の高い新吉田地区では、各自治会町内会を中心に健康づくり活動に取り組んでいます。  町内会館が会場   ・みんなのサロン ・元気な笑顔 ・さわやか北部 ・ひばり会 ・なでしこ会 ・さわやか体操  地区センターが会場   ・新田クラブ ・シルバー体操新吉田 ・さわやかクラブ ・さわやか虹  ケアプラザが会場   ・健身会 ・ふきのとう ・すみれ会 ほっと新吉田 ~ご利用案内~ 新吉田地域の高齢者、障害のある方、「困りごと」に”手” をお貸しします。  申込み・お問合せ; 祝日を除く月・水・金10時~15時  ◆「やすらぎの家」Tel/Fax 045-591-6480  ◆「ほっと新吉田」Tel 080-5408-9228  080-6602-7809 やすらぎの家 ~~あなたの空いている時間を誰かの為に使いませんか~~ 「ボランティアを求めている人」「ボランティアをしたい人」からの相談窓口として橋渡しをします。 また、地域の様々な活動交流の場としても活躍しています。  Tel/Fax:045-591-6480  開館日:月・水・金 10:00 ~15:00)  「やすらぎの家」は新吉田地区社会福祉協議会と港北区社会福祉協議会協慟で運営を行っています。 ●地区の活動に関する問い合わせ●   新吉田地区社会福祉協議会    TEL 045-591-6480  FAX 045-591-6480   新吉田地域ケアプラザ    TEL 045-592-2151  FAX 045-592-0105   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  新吉田あすなろ地区計画 明るく 楽しく 支えあう ヒューマンネットワーク あすなろ ◇わたしたちが目指すまち みんながコミュニケーションをとれるまち あすなろ ・ こどもも大人も安心して安全に生活できる、活力あるまち ・ 誰もが困っている人に手を差し伸べられるまち ・ みんなが交流を深め、まちづくりに参加するまち ◆地区の概況 地区の概況 区の中央部にあり地区の東側・北側を早渕川、南側を鶴見川に接している住宅地です。戸建て住宅が多くなっています。 人口等の特徴 現在、35~49歳が多い年齢構成になっています。平均世帯人員は区の平均を上回っています。居住歴が長い人が多く、高齢者の比率が区や市の平均を上回っています。今後の見通しは50歳以上の年齢層が転出し減少する傾向があるため、現在人口の多い40~44歳を中心とした世代は、徐々に減少してきます。また、65 ~69 歳前後の世代も、死亡等により徐々に減少していきます。一方20歳代の転入増加傾向が続いているため、25~34歳が増加します。高齢者の増加は今後とも続きます。(*人口、世帯数のデータは新吉田地区と共通です)。 福祉保健活動の状況 徘徊する高齢者を早期に保護する活動の他、盆踊り大会、防災訓練、ふれあい運動会など地域住民の交流、子育てサロン、一人ぐらし高齢者サロンや健康づくりなどの活動をしています。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 「納涼福祉盆踊り大会」「防災訓練」「ふれあい運動会」という「あすなろ地区3大イベント」の取り組みを長年、継続、充実し、交流を活発にしてきました。高齢者支援については、認知症の徘徊高齢者をできるだけ早期に発見し、事故なく保護する活動「さがしてネット」に取り組み、隣接の新吉田地区へもこの活動を展開することができました。 ●地域の現状と課題 ・高齢者率が高く、単身者の増加もあり、支援が必要な高齢者が増えることが予想されます。 ・アパート、マンションも増え、若い世代の転入が増加傾向にあり、地域との繋がりづくりが課題です。 ・地域で行っている活動が十分に知られていない現状があります。 ●今後の方向性 現在の活動を充実しつつ「支援が必要な人への理解、地域での見守り」「健康づくりなどの活動を通した住民交流」「災害に備えた取り組み」の三つの柱に沿った取り組みを進めます。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 町内会や地区社会福祉協議会、福祉活動団体等の代表者で構成する推進委員会を定期的に開催し、事業の実施や推進状況の確認を行います。また、必要に応じて部会を設置します。 ◆具体的な取り組み より多くの人が支援が必要な人への理解を深め、地域での見守りにつなげます ●「さがしてネット*」の活動を充実させます。 ・メール配信の浸透状況の把握や、登録者同士の顔の見える関係づくりを行います。 ・対象者(障がい児者)や地区の拡大を行います。 ・メール配信システムを活用し、認知症の啓発を行います。 ・防災訓練やお祭りの機会を利用して「さがしてネット」のより一層の周知、登録者同士の関係づくりを行います。 ●学校と連携し次世代育成に向けた取り組みを進めます。 ・小・中学生を対象とした認知症講座を開催し、認知症サポーターを養成します。 *「さがしてネット」とは、認知症の理解を広げ、高齢者の徘徊を早期に発見する支えあいのネットワークです。 健康づくりなどの様々な活動を通し、住民同士の交流を進めます ●健康づくりの活動やサロンの活動を充実させます。 ・より多くの人に参加してもらえるような仕組みづくりを行います。 ・サロンの数を増やすとともにサロン同士のつながりや交流の機会を創出します。 ・「元気づくりステーションあすなろ」「楽しい健康体操サロン」「気軽な会」「このゆびと~まれ」などを充実します。 ●より多くの機会をつくり、若い世代の地域活動への理解や参加、異世代交流につなげます。 ・子ども会との連携や交流を充実します。 ・「あすなろさわやかスポーツ*」を充実します。 *「あすなろさわやかスポーツ」とは、年齢性別を問わず誰もが気軽に楽しめる、ソフトバレーやグラウンドゴルフなどのさまざまな生涯スポーツを行い、健康づくりや仲間づくりを行う活動です。 災害に備えた取組を充実させます ●災害時要援護者支援の取り組みを進めます。 ・災害時により多くの人が助かるためには何をすべきかを地域で考え共有します。 ・敬老の日の訪問活動等、既存の様々な機会を活かした要援護者と顔を会わせる活動の充実をはかります。 ・名簿をもとに民生委員とも連携しながら訪問等を行い、要援護者を把握します。 ・要援護者と近所の人の日頃からのつながりづくりを行います。 ●防災訓練を通じた啓発活動を行います。 ・訓練に障がい児者・高齢者が参加することで、支援を必要としている人への理解をひろげます。 新吉田あすなろ地区の活動 ≪交流活動≫  納涼福祉盆踊り大会、ふれあい運動会、総合防災訓練など ≪保健・スポーツ推進活動≫  健康測定会、ペタンク大会、グランドゴルフ大会など、あすなろさわやかスポーツ ≪子育て支援活動≫  子育てサロン このゆびと~まれ、赤ちゃん会、正月餅つき大会、登下校時子ども見守り活動など ≪研修・学習活動≫  施設見学・研修会、福祉講座、ニーズに適応した啓発研修 ≪福祉保健活動≫  さがしてネット(拠点との情報交換等を含む)、グループホームあすなろへの支援 ≪高齢者支援活動≫  楽しいシルバー健康体操サロン、高齢者サロン、民生委員による一人暮らし高齢者などの見守り ≪環境事業推進美化活動≫  3R夢ワゴン(ゴミ分別研修)、古紙・古布資源回収など ≪募金活動≫  年末たすけあい、社協賛助会費 ≪防災・防犯活動≫  防火・防犯パトロール、防災備蓄庫点検、防災会議 ≪広報活動≫  「あすなろだより」発行 ●地区の活動に関する問い合わせ●   新吉田地域ケアプラザ    TEL 045-592-2151  FAX 045-592-0105   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547-2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyo.jp 第3期ひっとプラン港北(平成28~32年度)  高田地区計画 みんなが笑顔 助け合いのまち高田 ◇わたしたちが目指すまち ・おたがいさまの気持ちでひろげる助け合い ・同世代の交流や世代間の交流を進め、いっそう活気のあるまちにしよう ・思いやりと支えあいの心で、気軽に地域活動に参加してみよう ◆地区の概況 地区の概況 区の北西部にあり、地区の北側の一部は市街化調整区域になっています。居住者の約60%は戸建住宅に住んでいます。市営地下鉄グリーンラインの高田駅があり、また、宮内新横浜線の整備が計画されていることから、交通の利便性が向上することが予想されます。 人口等の特徴 地下鉄グリーンライン開通後は人口の緩やかな増加傾向が見られます。20歳代の転入が増加していますが、一方で居住歴が長い人が多く、高齢者の比率も高くなっています。平均世帯人数は少なくなってきていますが、区の平均を上回る状態が続いています。人口、世帯数とも今後はほぼ安定した状態になりますが、順次高齢化していきます。 福祉保健活動の状況 各町内会で災害時要援護者支援に取り組んでいます。地区内に高田地域ケアプラザがあり、様々な福祉保健活動の拠点となっている他、親と子のつどいの広場「たかたんのおうち」があります。 ◆2期計画までの取り組みと3期計画の方向性 ●今までの取り組み 自治会町内会ごとに災害時要援護者への対策に取り組み、その取り組みを通じて隣近所のつながりを目指しました。 ●地域の現状と課題 一人暮らしの高齢者が増えてきています。若い方は増えていますが、地域の活動への参加は活発ではありません。活動の拠点となる場所が少ないことが課題です。 ●今後の方向性 高田町連合町内会と高田地区社会福祉協議会は、お互いの活動を充実し、連携を深めていきます。災害時要援護者支援の取り組みや、地域で活動している団体の顔の見える関係づくり、子育てに関わる人や施設のネットワークづくりなど、民生委員、地域ケアプラザとも協力して進めていきます。 ◆計画策定の経過  自治会町内会や行政からの委嘱委員、地区社会福祉協議会、地域で福祉活動を行う団体から意見を聞き、策定委員会で計画としてまとめました。 ◆計画推進の体制・振り返りの方法 高田町連合町内会、高田地区社会福祉協議会、各活動団体などが計画に基づいて推進します。 「ひっとプラン役員会」において今後の方向性を検討し、年2回開催する「ひっとプラン推進委員会」で情報共有と確認を行います。 ◆具体的な取り組み 支援が必要な人を把握し、日頃から見守っていきます ●自治会町内会ごとに災害時に要援護者を支援する仕組みをつくります。  ・災害時要援護者の名簿やマップを作成し、定期的に内容を確認します。  ・自治会町内会と民生委員が要援護者に関して定期的に情報交換します。  ・防災拠点訓練等にあわせて要援護者の安否確認を行います。 ●隣近所の緩やかな見守り、支え合いがあるまちづくりを進めます。  ・自治会町内会と民生委員等が連携して見守り活動を行います。  ・いざというときに隣近所で助け合う意識を高めます。 地域活動への参加と交流を通じて顔の見える関係づくりを進めます ●行事や活動への参加を促します。  ・ホームページや広報紙、ロコミで活動の魅力を伝えます。  ・高齢者と若い方、子どもたちが一緒になって楽しめるイベントを検討します。 ●地域活動の担い手を育てます。 ●住民同士が交流できる場をつくります。  ・住民の誰もが気軽に集えるサロンや居場所の活動を継続、充実します。  ・「ふらっと高田」「たかたんのおうち」を活用します。  ・ウォーキングや趣味活動を通じて仲間づくりを行います。 支援を必要としている人を、地域のネットワークで支えます ●地域の福祉活動団体がそれぞれの活動を充実していきます。 ●活動団体同士が顔の見える関係をつくります。  ・活動団体同士や福祉施設が、情報共有や課題検討する場をつくります。  ・自治会町内会と委嘱団体が連携してまちの活動に取り組みます。 ●高齢者や障がい者等への理解を深めます。  ・住民に向けて啓発講座を実施します。  ・高齢者や障がい者が集えるサロンなどの活動を通じて交流を深めます。 ●地域ケアプラザ(地域包括支援センター)と連携し、住み慣れた地域で暮らし続けられる仕組みづくりに取り組みます。 子どもたちと地域のつながりを深め、町ぐるみで子育てを支えます ●子育てを支援し、また、子育て中の方に地域とつながる重要性の理解を促します。  ・子育て世帯同士や、子育て世帯と地域の交流を充実し、顔の見える関係をつくります。  ・子育てサロンや保育園などを通して、子育て世代の方に地域の情報を伝えます。  ・地域の幼稚園や保育園と連携して子育て支援を行います。 ●地域と学校が連携し、子どもと地域のつながりをつくります。 高田地区ネットワーク  高田町連合町内会   高田町内会・高田中央町内会・高田町親和会・高田東町会・高田町住宅自治会・高田町住宅親交会・自治会しらさか・高田西原自治会   防犯・防災活動や住民相互の親睦. 町の環境整備に取り組んでいます。ひっとプランでは自治会町内会ごとに災害時要援護者支援に取り組み、要援護者の把握や、日常的な見守り活動を行っています。   地震災害に備えて、地域防災拠点の訓練に積極的に参加しましょう  高田地区社会福祉協議会   高齢者、子ども、障がい者の方々とその活動団体の声を聞く機会を設けるなど、地域の福祉活動団体同士のネットワークづくりを行っています。  消費生活推進員   消費生活に関する情報の啓発や調査活動を行っています。  家庭防災員   地域防災の担い手として活躍するため、研修を受け、活動をしています。  スポーツ推進委員連絡協議会   地域のスポーツ振興を目的に、大運動会・港北区駅伝大会をはじめ子どもからお年よりまでが楽しめるスポーツでペタンク大会・グラウンドゴルフ大会等を開催しスポーツ普及・育成活動を推進し、健全な町作りに取り組んでいます。  青少年指導員協議会   「青少年の健全な育成」を願い、パトロールやあいさつ運動、ペットボトルロケット製作講習会、夏休みバスツアー等を行っています。  民生委員児童委員協議会   地域において住民の立場に立って、赤ちゃんから高齢者まで世代を問わず相談に応じています。また必要な支援が受けられるよう、地域の専門機関とのつなぎ役も担っています。   75歳以上ひとり暮らし見守り訪問事業や高齢サロン・障がい児者支援・子育て支援事業などにも参加しています。  保健活動推進員会   地域における健康づくりの推進役として、各種研修を受け、ウォーキングや健康測定会などの活動をしています。禁煙おすすめ隊の啓発活動も行っています。  環境事業推進委員   ゴミの分別排出の啓発や、地域の美化活動に取り組んでいます。  高田消防団   災害発生時の消火活動、救助、避難誘導などの他、防災訓練等での啓発活動を行っています。  明るい選挙推進協議会   選挙に関する啓発活動を行っています。  高田地域ケアプラザ  子育てネットワーク   親と子のつどいの広場「たかたんのおうち」   高田小学校、高田東小学校、高田中学校   みんなの居場所「ふらっと高田」 ●地区の活動に関する問い合わせ●   高田地区社会福祉協議会    TEL 045-543-5561  FAX 045-543-5561   高田地域ケアプラザ    TEL 045-594-3601  FAX 045-594-3605   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561 ●「ひっとプラン港北」に関する問い合わせ●   港北区福祉保健課事業企画担当    TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368    Eメール ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp   港北区社会福祉協議会    TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561    Eメール info@kouhoku-shakyojp 資料編 用語解説 あ あんしんセンター  区社会福祉協議会が区内に在住する判断能力が不十分な高齢者や障がい者が安心して生活できるよう権利擁護に関わる相談を受ける事業。内容は権利擁護(①相談②福祉サービス利用援助、定期訪問・金銭管理サービス③財産関係書類等預かりサービス) い 委嘱委員  さまざまな法令に基づき、国所管省庁大臣、市長から委嘱を受ける特別職の非常勤公務員。民生委員・児童委員、主任児童委員、保健活動推進員、消費生活推進員、環境事業推進委員、スポーツ推進委員、青少年指導員など インフォーマルサービス  家族成員、親戚、友人、同僚、近隣、ボランティアのような、明確に制度化していない当事者組織や相互扶助団体等のサービス え NPO法人  「NPO」とは「Non Profit Organization」の略称で、様々な社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し収益を分配することを目的としない団体の総称。このうち、特定非営利活動促進法に基づき法人格を取得した法人を、「特定非営利活動法人(NPO法人)」という。 お 「おでかけGO! 港北」  港北区社会福祉協議会が行う障がいのある方の外出を支援するサービスについての相談・情報提供事業 親と子のつどいの広場  未就学のお子さんと保護者が一緒に過ごせる場所。マンションの一室や商店街の一角などで、NPO法人などの市民活動団体が運営。親同士の交流、情報提供、子育ての相談などを行う。 か 外出支援地域交通(福祉有償運送)  ひとりでは公共交通機関を利用して移動することが困難な方を対象とした、NPO法人などが有償で行う会員制の運送サービス き 協働  公共的サービスを担う異なる主体が、地域課題や社会的な課題を解決するために、相乗効果をあげながら、新たな仕組みや事業を創り出したり、取り組むこと。 く 区民活動支援センター  さまざまな分野の市民活動、ボランティア活動を応援する拠点。市民活動に関する相談の受付、資料や情報の提供、会議室等の提供などを行っている。 グループホーム  障がい者や認知症高齢者などが地域の中で共同生活をすることで、自立した生活を実現していく施設 け 元気づくりステーション  高齢者が身近な場所で主体的に介護予防に取り組むグループ活動事業。グループの立ち上げ・継続を区役所、地域包括支援センターが支援する。運動機能の向上や歯と口の健康増進、栄養改善、認知症予防などの活動がある。 健康横浜21  健康増進法に基づく「市町村健康増進計画」であり、国が進める「健康日本21(第2次)」の地方計画。現在第2期計画(平成25年度~34年度)ですべての市民を対象に乳幼児期から高齢期まで継続して、生活習慣の改善や、生活習慣病の重症化予防に取り組むことで、健康寿命を延ばすことを目標とする。 こ 港北区災害ボランティア連絡会  台風等による風水害や地震、津波などの災害が発生した場合に被災地で支援活動を行うボランティアの連絡調整組織 ココマップ  0~6歳までのお子さんとその家族を応援するホームページサイト。外遊び、仲間づくり、一時預かり、おはなし会などの情報を掲載する。紙版も発行している。(ホームページからダウンロード可) 孤食  一人で食事を取ること。特に食事の際に孤独を感じてしまう「寂しい食事」のこと。食事内容の劣化など、食生活全体が健康や心身の成長に悪影響を及ぼすことが懸念されている。 横浜市子ども・子育て支援事業計画  平成24年8月に成立した法律(子ども・子育て関連3法)に基づき、平成27年4月から施行された「子ども・子育て支援新制度」において各市町村が様々な子ども・子育て家庭の状況や各事業の利用状況・利用希望を把握する5年を1期とする子ども・子育て支援事業計画 コミュニティレストラン  「おいしく食べて、楽しく働く、くつろぎの場」をコンセプトとする、地域で安全で安心できる食事を提供しながら、市民が集まり、交流する場 さ 災害時要援護者支援事業  高齢者、障がい児・者、乳幼児など、必要な情報を迅速かつ的確に把握できず、災害から自らを守るために、安全な場所に避難するなどの一連の行動をとるのに支援を要する方々について、平常時から、名簿の整備により、災害時の助け合いに役立てていただき、被害を最小限に食い止めていこうとする事業 サロン(子育て・高齢者・異世代)  高齢者や障がい児・者、子育て中の方などが、地域の人同士のつながりを深める自主活動の場 し 社会資源  人々のニーズを充足したり、問題解決の目的に使われる各種の施設、制度、機関、知識や技術などの物的、人的資源の総称 障がい児余暇支援  障がい児の地域生活( 特に放課後・学校休業日の生活) の安定とその余暇活動の充実、家族の精神的・身体的負担の軽減を目的とした支援活動 社会福祉協議会(地区・区・市)  社会福祉法第109条に基づき、社会福祉の増進を図ることを目的に全国・都道府県・市区町村のそれぞれに組織されている。民間としての「自主性」と広く住民や社会福祉関係者に支えられる「公共性」という二つの側面を併せ持った組織であり、横浜市においては、①社会福祉法人として専任職員と事務局を持つ市社会福祉協議会及び18の区社会福祉協議会②住民主体の任意団体でおおむね連合町内会エリアで活動する地区社会福祉協議会がある。 食育  健康的な生活を送るために、食に関するあらゆる知識を育むこと 食生活等改善推進員  「実践しましよう健康づくり」を合言葉に、食を通じて地域での仲間づくりをしながら、栄養・運動・休養の三本柱を中心に子どもから大人までの食育活動を行っている。 せ 生活困窮者自立支援制度  平成27年4月から開始した生活保護には至らないが何らかの生活困窮状態にある方を対象として、現状の課題を整理し、支援計画を立て、計画に沿って就労支援などの支援を、包括的、継続的に行う制度 生活福祉資金  低所得者、障がい者、高齢者等世帯に対し、資金の貸付と必要な相談支援を行うことにより、その経済的自立及び生活意欲の助長促進並びに社会参加の促進を図り、安定した生活を送れるようにすることを目的とした制度 生産年齢人口  国内で行われている生産活動に就いている中核の労働力となるような年齢の人口で、日本では15歳以上65歳未満の年齢に該当する人口が生産年齢人口にあたる。 善意銀行  善意の寄付を区社会福祉協議会で預託(寄付)として預かり、区内の当事者団体、社会福祉施設、地域福祉活動団体などに配分することにより、善意を広げてゆく事業 ち 地域ケア会議  地域包括ケアシステムを実現するため、高齢者個人に対する支援をより充実するよう医療、福祉、介護等の多職種による専門的視点を交えて、ケアマネジメントの質の向上を図り、個別課題を解決すると同時に地域課題を明らかにして、必要な資源開発や地域づくりにつなげていくことを目標とする手法 地域資源  地域で生産、生成された「流動資源」も含め、「地域内に存在する資源であり、地域内の活動に利用可能な(あるいは利用されている)、人・物・組織・サービス・情報などの有形、無形のあらゆる要素 地域たすけあい型ボランティア活動  地域住民と高齢者が相互扶助により支えあいながら、明るい町づくりを目指す有償の家事援助や外出支援などのボランティア活動。買い物、掃除、洗濯、草取り、ゴミ出し、見守りなどを行う。 地域包括ケアシステム  高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される体制 地縁組織  自治会町内会、地区社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、保健活動推進員会など、地域単位でつくられている組織や地縁によって成り立っている組織。団体が構成される範囲を活動エリアにしている。 て テーマ型活動  子育て支援団体、障がい者・高齢者等の支援団体や当事者団体、福祉や介護、環境保護といった特定のテーマで活動する団体・グループ・NPO法人など。目的や活動分野をテーマに沿って絞り、小地域から市域以上まで様々なエリアで活動に取り組んでいる。 に 認知症カフェ  認知症の人と家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、集う場として、地域での日常生活・家族支援の強化に向けたの取組のひとつ 認知症サポーター  認知症を正しく理解してもらい、認知症の人や家族を温かく見守る応援者。養成講座を受講した人は、認知症を支援する「目印」として、ブレスレット(オレンジリング)をつけ、友人や家族にその知識を伝えるなどそれぞれができる範囲で活動 認知症徘徊高齢者見守りネットワーク  認知症高齢者の方が徘徊により、行方不明になった場合に、できるだけ早く発見、保護するための連絡通報の体制 ひ PDCAサイクル  事業活動における管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。 ひとり暮らし高齢者「地域で見守り」推進事業  民生委員に対して75歳以上のひとり暮らし高齢者の情報を提供することにより、支援を要する人を効果的に把握できるよう支援し、把握した状況に応じて、相談支援や地域における見守り活動等につなげられるよう、民生委員・地域包括支援センター・区福祉保健センターが連携して取り組む事業 ふ プレイパーク  地域の中で、地域活動・ボランティアを中心とした住民・団体が中心となって、地域の子どもたちを健全に育てる活動。趣旨に賛同する個人・団体の誰もが、無料で自由に利用できる。 ほ ほくほくフェスタ(社会福祉大会)  地域福祉保健計画の推進や周知を図るため、区民フォーラム、パネル展示や区民・団体などの福祉保健活動に対する表彰を行う社会福祉大会などを主な内容とする港北区における「福祉保健のおまつり」 保健活動推進員  地域における健康づくりの推進役として、生活習慣病予防などの健康づくり活動や各地域での体力測定、ウォーキングなどの活動を行っている。自治会町内会から選出され、市長が委嘱している。 ボランティアセンター  個人や団体を対象としたボランティア・市民活動に関する総合的な相談窓口。ボランティアのコーディネートや活動上の相談への対応などを行っている。 み 民生委員・児童委員  民生委員は、自治会町内会等の代表で構成される地区推薦準備会で推薦され、厚生労働大臣の委嘱を受けて、それぞれ担当する区域内で、地域福祉増進のための幅広い活動を行っている。また、行政機関の業務に対する協力も職務のひとつとなっている。民生委員は児童委員を兼務しているため、一人の民生委員を「民生委員・児童委員」と呼んでいる。  児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行う。  主任児童委員とは、児童委員の中から選任され、児童福祉に関する事項を専門的に担当する、民生委員・児童委員 みんなの居場所  子どもからお年寄りまで誰もが気軽に立ち寄れる場として、港北区社会福祉協議会が運営を支援する地域交流の拠点事業 みんなの助成金  より豊かな地域社会の実現のために、市民の自発性のもと、区内もしくは横浜市内で行われている非営利な地域福祉推進事業や障がい福祉推進事業を支援するために区社会福祉協議会が実施する助成金制度 よ 要援護者移送サービス事業  外出が困難な高齢者、身体障がい児・者などの要援護者に対して、在宅生活での自立を支援するための移送サービス事業。 横浜市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画  高齢者に関する各種の保健福祉事業や介護保険制度の円滑な実施に関する総合的な計画として、取り組む課題を明らかにし、目標等を定めたもの。平成27年度から第6期計画に取り組んでいる。 横浜市障害者プラン  障害者基本法に基づく、横浜市における障害者に関する施策の方向性等を定める基本的な計画である「障害者計画」と、障害者総合支援法に基づき、障害福祉におけるサービスごとに、必要な利用の見込み量を定め、その円滑な実施の確保を進めていくことを定める「障害福祉計画」の二つの性質を持つ計画。平成27年度から計画期間を6年間とする第3期計画に取り組んでいる。 横浜市中期4か年計画2014 ~2017  横浜の未来を切り拓いていくため根幹となる政策の方向性を共有することにより、あらゆる方々の知恵や力の結集、様々な主体との協働などを通して、オール横浜で「横浜市基本構想(長期ビジョン)」の実現を目指していくための計画 寄り添い型学習等支援  支援を必要とする家庭に育つ小・中学生に対し、生まれ育った環境によって将来が左右されることなく、自立した生活を送れるよう、児童・生徒に寄り添いつつ、学習支援する活動 ら ライフライン  主にエネルギー施設、水供給施設、交通施設、情報施設など、生活に必須なインフラ設備 ろ 老人クラブ  地域を基盤とする高齢者の自主的な組織。仲間づくりを通して、生きがいと健康づくり、「生活を豊かにする楽しい活動」を行い、その知識や経験を生かして、地域の諸団体と共同し、「地域を豊かにする社会活動」に取り組み、明るい長寿社会づくり、保健福祉の向上に努めている。会員は概ね60歳以上 「ひっとプラン港北」 策定・推進委員会、同検討部会委員名簿 ●「ひっとプラン港北」策定・推進委員会 平成28年3月現在(五十音順敬称略) 和泉 利政    港北区連合町内会会長 井上 雅人    下田地域ケアプラザ所長 内海 宏     (株)地域計画研究所 所長 酒井 松雄    港北区老人クラブ連合会会長 篠崎 元彦    港北区社会福祉協議会地区社会福祉協議会分科会副会長 鈴木 啓史    NPO法人ウィル副代表 内藤 英二    港北区医師会会長 原  美紀    NPO法人び一のび一の事務局長 福松 美代子  港北区保健活動推進員会会長 本田 和徳    しんよこはま地域活動ホーム所長 宮田 光明    港北区民生委員児童委員協議会会長 村野 明美    港北区ボランティア連絡会会長 ●「ひっとプラン港北」策定・推進委員会検討部会  平成27年4月~6月(五十音順敬称略) 伊藤 弘子   菊名訪問看護ステーション 井上 雅人   下田地域ケアプラザ所長 和   秀俊   田園調布学園大学人間福祉学部講師 田中 煌子   大倉山ふれあいクラブ代表(高齢者への家事支援) 浜田 正二   城郷地区社会福祉協議会事務局長 福松 美代子  港北区保健活動推進員会会長 本田 和徳   しんよこはま地域活動ホーム所長 宮田 光明   港北区民生委員児童委員協議会会長 山科 礼子   港北区主任児童委員代表 綿引 達人   精神保健福祉ボランティアグループあみネット代表 ※「ひっとプラン港北」策定・推進委員会委員との重複者を含む 横浜市港北区役所 福祉保健課 事業企画担当  〒222-0032  横浜市港北区大豆戸町26-1  TEL 045-540-2360  FAX 045-540-2368  E-mail ko-fukuhoplan@city.yokohama.jp  HP http://city.yokohama.lg.jp/kohoku/fukuho/fukuhokeikaku.html 社会福祉法人 横浜市港北区社会福祉協議会  〒222-0032  横浜市港北区大豆戸町13-1 吉田ビル206  TEL 045-547ー2324  FAX 045-531-9561  E-mail info@kouhoku-shakyo.jp  HP http://www.kouhoku-shakyo.jp 平成28年3月発行