1ページ 横浜市記者発表資料 令和6 年6 月2 6 日健康福祉局福祉保健課 タイトル:横浜市パーキング・パーミット制度(横浜市障害者等用駐車区画利用証制度)を開始します〜インクルーシブなまちを目指して〜 車いす使用者をはじめとした、歩行が困難な方や移動の際に配慮が必要な方のために設置されている車いす使用者用駐車区画の適正利用を推進するため、県内では初めてとなる横浜市パーキング・パーミット制度(横浜市障害者等用駐車区画利用証制度)を導入いたします。 1 制度概要 特定の要件を満たすご本人またはご家族からの申請に対して、横浜市から利用証を発行します。 この利用証を車いす使用者用駐車区画に駐車する際、ルームミラーなどへ掲げていただくことで、安心して駐車できるようにするとともに、適正な利用を促進する制度です。 ※利用証を掲示することにより、車いす使用者用駐車区画に必ず駐車できることを保証するもの ではありません。 (利用証をルームミラーに掲げた利用イメージ写真と利用証自体のイメージ写真。ひとつは青を基調とした、障害者・高齢者等を対象とした無期限のもの。もうひとつは、オレンジを基調とした妊産婦・けが人等を対象とした有期限のもの。) 2 利用証の交付対象者 歩行が困難な方や移動の際に配慮が必要な方のうち、次の方 対象者=高齢者(無期限の利用証)、障害者(身体・精神・知的)(無期限の利用証)、難病患者(無期限の利用証)、妊産婦(有期限の利用証)、けが人(有期限の利用証) 要件=高齢者→要介護認定者、障害者(身体・精神・知的)→等級による、難病患者→受給者証の取得者(小児を含む)、妊産婦→母子手帳取得時から産後1年まで、けが人→医師の診断書による 1ページエンド 2ページ 3 利用証申請の受付開始日 令和6年7月1 日(月)から申請受付を開始 4 利用証の申請方法 以下のフォーム(2ページ目中段左側にある三次元バーコードやインターネット検索)による電子申請又は郵送による申請とし、身体障害者手帳や診断書の写しなど、必要書類を確認のうえ、利用証を申請者に郵送します。 (申請受理から発送まで2週間程度を予定していますが、申請状況により、時間を要する場合があります。) <電子申請フォーム>(三次元バーコードが印刷されている。その下に「申請の受付は7月1日から開始です」の文字) <郵送申請方法> 下記の郵送申請先まで必要書類を郵送してください。(封筒及び郵送料は自己負担となります。) 必要書類@交付申請書 A要件を満たすことが確認できる書類 郵送先=〒231-0005 横浜市中区本町6丁目50 番地の10 健康福祉局福祉保健課 利用証制度担当 宛 お問合せ先=健康福祉局福祉保健センター担当課長 工藤恵子 Tel045-671-3563 2ページエンド ちらし表面 見出し「横浜市 パーキング・パーミット制度が始まります!」 ページ上半分が駐車場で乗降している車いす使用者と妊婦のイラスト。各々車いす用駐車区画と、障害者等用駐車区画に停めている。車のフロントミラーには利用証が吊るされている。 ページ下半分には2種類の利用証の見本と「配慮が必要な方があんしんして停められます」の吹き出し、「利用証は2種類あります 駐車の際に車のフロントミラー等に掲げて使用します」の説明書き。 1種類目:有効期限なし=青色の枠囲い。黒字の「横浜市障害者等用駐車区画利用証制度」。その下に赤色で「利用証」。中央には青色で白抜きの車いすマーク、内部障害マーク、杖をつく老人のマーク。一番下に交付ナンバー記載欄と、横浜市のマーク文字。 2種類目:有効期限なし(一時的に歩行が困難な方用)=オレンジ色の枠囲い。黒字の「横浜市障害者等用駐車区画利用証制度」。その下に赤色で「利用証」。中央にはオレンジ色で白抜きの妊婦とベビーカーを押す人のマーク、けがをして松葉杖をつく人のマーク。黒字で有効祈願を記載する欄。一番下に交付ナンバー記載欄と、横浜市のマーク文字。 ページの一番下「制度の詳細や交付申請書は、本市ホームページをご覧ください。」の文字の横にQRコード ちらし表面エンド ちらし裏面 「横浜市パーキング・パーミット制度」について(横浜市障害者等用駐車区画利用証制度)横浜市内に在住の方で、下記の条件を満たす方に利用証を交付します。 区分 ・身体障害者(申請に必要な書類=身体障害者手帳の写し、住所や障害等級などが確認できるページ) 視覚障害者→1〜4級 聴覚障害(聴覚障害)→2級、3級 聴覚障害(平衡機能障害)→3級、5級 肢体不自由(上肢)→1級、2級 肢体不自由(下肢)→1級〜6級 肢体不自由(体幹)→1級〜5級 脳原性運動機能障害(上肢機能)→1級、2級 脳原性運動機能障害(移動機能)→1級〜6級 内部障害(免疫機能障害含む)→1級〜4級 ・知的障害者→A1、A2(申請に必要な書類=療育手帳の写し、住所や障害程度の欄などが確認できるページ) ・精神障害者→1級(申請に必要な書類=精神障害者手帳の写し、住所や障害等級などが確認できるページ) ・高齢者等→要介護1〜5(申請に必要な書類=介護保険被保険者証の写し、住所や要介護度が確認できるページ) ・難病患者→特定疾患医療受給者、特定医療費(指定難病)受給者、小児慢性特定疾病医療受給者(申請に必要な書類=次に掲げるいずれかの住所などが確認できるページの写し@特定疾患医療受給者証A指定難病医療受給者証B小児慢性特定疾病医療受給者証) ・その他の対象者→上記の障害等級等に該当しない者(申請に必要な書類=上記の各写しに加えて、歩行が困難または移動に配慮が必要であることが確認できる医師の診断書もしくは意見書等の写し) ★上記までの利用者証の有効期限=対象者としての基準に該当しなくなるまで(無期限) ・妊産婦(出産後は乳児同判時に限る)→母子健康手帳の写し(住所及び出産または分娩予定日の記載があるページ) ★上記の利用者証の有効期限=母子手帳取得時〜産後1年 ・けが人等(車いす、杖使用者など移動に配慮が必要な者)→次に掲げる全て@医師の診断書若しくは意見書等の写し(3ヶ月以内のもの)A本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)の写し ★上記の利用者証の有効期限=市長が必要と認める期間(原則1年以内) 申請方法→交付申請書(ホームページからダウンロードまたは区役所で配布)に、必要な添付書類を添えて、電子申請または郵送申請をすることができます。ご家族など代理で申請する場合には、代理人の本人確認書類が必要です。 @郵送申請=下記の郵送申請先まで必要書類を送付してください、封筒及び郵送費は自費負担となります。 〒231-0005横浜市中区本町6丁目50番地の10 健康福祉局福祉保健課 利用証制度担当 宛 A電子申請=横浜市電子申請システムで、受け付けています。(以下QR) 申請先の確認など→制度の詳細や交付申請書は、本市ホームページをご覧ください。(右にQRコード) お問い合わせ先=横浜市役所健康福祉局福祉保健課 TEL=045-671-2443 FAX=045-664-3622 ちらし裏面エンド 広報よこはま(以下、広報よこはまテキスト版より引用) 広報よこはま14ページ 2024(令和6)年7月号 No.905 ■ヨコハマ市民まち普請事業 1次コンテスト 参観者募集 まちづくりの助成金対象提案の公開選考会 日時 7月21日(日)10時15分〜17時30分 場所 市役所アトリウム 問合せ 都市整備局地域まちづくり課(電話045-671-2679 ファクス045-663-8641) ■こどもコマ大戦 参加者募集 小学生、各抽選48人。コマ作りとコマ対戦でものづくりの楽しさを体験 日時 8月24日(土)10時30分・12時30分・15時 場所 市役所1階市民協働推進センター・スペース 費用 1,000円 申込み 7月31日までにウェブページで 問合せ 経済局ものづくり支援課(電話045-671-2567 ファクス045-664-4867) お知らせ ■市有地売却・入札不落等物件売払 先着順受付は8月1日から 財政局ファシリティマネジメント推進課 電話045-671-2264 ■8月から小児医療証はカードサイズに変更 小児医療証を交付されている人へ8月からの新しい証を7月下旬に送付。詳細はウェブページで 問合せ 健康福祉局医療援助課(電話045-671-4115 ファクス045-664-0403) ■南部児童相談所の移転 日時 7月16日(火) 場所 港南区丸山台1-9-10 問合せ 南部児童相談所(電話045-831-4735 ファクス045-833-9828〈7月15日まで〉、電話045-349-0122 ファクス045-840-1258〈7月16日から〉) ■本牧市民プール・横浜プールセンター 回数券の払い戻し期限のお知らせ 有効期限のない回数券の払い戻しは2025年3月31日まで。詳細は問合せかウェブページで 問合せ スポーツ協会(電話045-640-0015 ファクス045-640-0024) ■国民年金保険料 免除・納付猶予制度のお知らせ 前年所得が一定基準額以下等で保険料を納付することが困難な場合、申請で保険料が免除・納付猶予に。詳細はウェブページで 問合せ 居住区の区役所保険年金課か健康福祉局保険年金課(電話045-671-2418 ファクス045-664-0403) ■「財政のあらまし(1)」の閲覧 令和6年度当初予算及び令和5年度下半期の予算執行状況。ウェブページからも可 場所 市役所3階市民情報センター、区役所広報相談係 問合せ 財政局財政課(電話045-671-2231 ファクス045-664-7185) ■都市計画市素案(1)説明会 (2)縦覧 「都市計画の方針の改定」と「線引き見直し」。会場など詳細はウェブページで 日時 (1)7月18日(木)・19日(金)・22日(月)〜24日(水)19時、7月20日(土)14時 (2)7月25日(木)〜8月8日(木)(土・日曜は除く) 問合せ 建築局都市計画課(電話045-671-2657 ファクス045-550-4913) ■横浜市病院協会看護専門学校説明会 参加者募集 事前申込制。詳細はウェブページで 日時 7月27日(土)10時・13時30分 問合せ 横浜市病院協会看護専門学校(電話045-834-2002 ファクス045-834-1809) ■環境アセスメント図書の縦覧 旧上瀬谷通信施設地区と東名高速道路を直結する新たなインターチェンジ整備事業 計画段階配慮書 環境情報提供書の提出は問合先へ 日時 7月25日(木)〜8月8日(木) 場所 瀬谷区役所広報相談係、問合先で 問合せ みどり環境局環境影響評価課(電話045-671-2495 ファクス045-663-7831) ■市民意見募集 歴史的風致維持向上計画(素案) 資料の閲覧は期間中ウェブページで 日時 7月30日(火)〜8月30日(金) 問合せ 都市整備局都市デザイン室(電話045-671-2023 ファクス045-664-4539) ■令和6年10月分から 児童手当が拡充されます ・高校生年代まで支給期間を延長 ・所得制限なく支給 <申請が必要です> 申請期間 7月1日(月)〜10月31日(木) 令和6年10月1日時点で高校生年代の子どもがいる方や、所得制限で支給対象外となっている方は申請が必要。詳細はウェブページで。 問合せ こども青少年局こども家庭課(電話045-641-8411 ファクス045-641-8412) 〇インクルーシブなまちを目指して 横浜市パーキング・パーミット制度が始まります  商業施設等にある車いすマークなどのついた駐車区画は、障害のある人や、要介護状態の人、妊娠中の人など、配慮が必要な人のための駐車スペースです。横浜市では、この駐車スペースの適正利用を推進するため、対象になる人へ、7月から申請により利用証を交付します。 詳しくはウェブページを確認してください。 【問合せ】 健康福祉局福祉保健課 電話045-671-2443 ファクス045-664-3622 〇よこはま彩(さい)発見 vol.19 海、港、緑、歴史、地域、人々、さまざまな魅力を持つ都市横浜。この街の彩りを「よこはま彩発見」としてお届けします。 今回は横浜出身の地図研究家 今尾恵介さんに地図に見る横浜の変化について寄稿していただきました。 地図に見る横浜の激変ぶり 地図研究家 今尾 恵介  私が4歳の頃、平塚市から引っ越してきたのが保土ケ谷区(現旭区)南希望が丘であった。東海道新幹線が開通した1964(昭和39)年のことである。その「夢の超特急」は自宅から田んぼ越しに見ることができた。最寄りの希望ケ丘駅を通る相鉄線はたしか2〜3両で、木造の黄色い電車も走っていたことを覚えている。  当時の横浜市はまさに人口急増中で、入学した万騎が原中学校は1学年に14クラスもあり、校庭には何棟ものプレハブ校舎。そこで出会ったのが2万5千分の1地形図である。社会科の先生が学校の載った「横浜西部」の実物を見せてくれたのが、現在の仕事のきっかけだ。  自分でも当時の最新版「昭和43年修正」を購入。建物の並び方や線路、等高線などを見ながら、実際の景色と比較するのが楽しみとなった。  近場のみではなく北海道や沖縄など、行ったことのない地域の地形図を買っては現地の風景を想像したものである。それから半世紀以上経った現在が右図で、地域の激変ぶりは見ての通り。古い地図には「時代の空気」が詰まっている。 今尾 恵介(いまお けいすけ) 地図研究家。1959年、横浜市生まれ。中学生の頃から地形図や時刻表を愛読。『地図マニア 空想の旅』、『日本200年地図』、『地図帳の深読み』シリーズなど地図や地名、鉄道に関する著作多数。 ウェブ版では抽選で読者プレゼントあり さらに詳しい話はウェブページをご確認してください。 【問合せ】 政策経営局広報課 電話045-671-2331 ファクス045-661-2351