広報よこはま青葉区版 2019年[令和元年]9月号 No.263 テキストデータ 5・6・7ページ 特集 区の人口… 310,088(50増増) 世帯数… 310,088(49増) 2019年8月1日現在(前月比) 編集・発行/青葉区役所広報相談係 〒225-0024 青葉区市ケ尾町31-4 電話978-2323(代)・2221(直) FAX978-2411 ホームページ 「横浜市青葉区」で検索 Twitter https://twitter.com/yokohama_aobaku 毎月1日発行 青葉区マスコット なしかちゃん 防災特集 地震や災害に備えてまず一歩! ■青葉区の防災情報は「防災必携」と「アプリ」で確認しましょう! 問合せ 庶務係 電話978-2213 FAX978-2410 [1]「青葉区民防災必携」を入手しよう!  「青葉区民防災必携」とは、地震、風水害等に関する情報をひとつにまとめた防災マップです。 各種災害に対する備えや、事前に知っておくべき情報も満載なのでぜひご活用ください。 何が書いてあるの? ・ハザードマップ ・災害時の情報収集 ・備蓄 ・家の中の安全対策  ・避難所の種類 ・地震発生直後の避難場所 ・さまざまな避難の方法 ・帰宅困難者の一時滞在施設 ・災害時の医療体制 ・大雨が降った時の危険箇所  ・気象警報 ・避難情報 家庭で必要な情報が一つに! どこで手に入るの? 区役所1階1番窓口・4階71番窓口、その他区民利用施設で配布しています。 青葉区ホームページでも見ることができますので、ぜひご活用ください。 [2]「アプリ」で防災情報を入手しよう!  青葉区のコミュニティFM「FMサルース」の無料アプリ「FMサルース of using FM++」は災害・緊急情報等をスマートフォンなどで入手することができます。ぜひご利用ください。 何ができるの? <災害時には> 災害時にアプリから、アラーム音と文字によるプッシュ通知で緊急情報をお知らせします! 地震発生時の通知情報 ●地震情報(震度5強以上) ●避難所に関する情報 ●通行止めなどの交通情報 ●その他災害に関する情報 など 〈平常時には〉 平常時は、FMサルースを「聴く」アプリとしても使用できます! ☆8月1日から区役所の各種イベント情報なども、入手できるようになりました! ダウンロードはこちら 「FMサルース」で検索 「FMプラプラ」で検索 ※アプリのダウンロード、ラジオの聴取等にかかるインターネットの使用料・通信料が別途必要です。(アプリ自体は無料) 今日から始めよう! 地震への備えは「いつかやる」ではなく「今やる」ことが大事!簡単なことから始めましょう! [3]避難所を知ろう!(地域防災拠点) 地域防災拠点とは?  被災者が避難生活を送る場所で、情報や物資が集まる拠点としての役割も持っています。 どこにあるの?  区民の皆さんに身近な41カ所の市立の小・中学校を指定しています。  いざという時に備えて、近くの地域防災拠点を知っておきましょう。 [4]家族で話し合おう!  事前に家族間での連絡方法を確認しておきましょう。連絡手段として、NTTの災害伝言ダイヤルや、災害用伝言板などがあるので、使用方法を確かめておきましょう。 〇災害用伝言ダイヤル (電話171)  災害時に被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。 [5]食料・飲み水を備えよう!  最低3日分、できれば1週間分の食料・飲み水を備えましょう。 (飲み水の目安:3日で9リットル/人) ローリングストックとは?  非常食にもなる食料を買い置きして、普段から定期的に消費し、足りなくなった分を買い足すという備蓄方法です。食料を一定量に保ちながら、「消費→購入→備え」を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、もしもの時にも平常時に近い食生活を送ることができます。 ■青葉区における大規模災害時の医療体制 問合せ 事業企画担当 電話978-2436 FAX978-2419  青葉区では大規模な災害に備えて、医療関係団体と災害時の医療体制づくりを進めています。 症状:〈重傷者〉生命の危険性があるとき、または生命の危険が切迫しているとき 受診する医療機関等:〈災害拠点病院〉昭和大学藤が丘病院(藤が丘1-30) 症状:〈中等症者〉生命の危険はないが入院を要する程度のとき 受診する医療機関等:〈災害時協力病院(7病院)〉 横浜総合病院(鉄(くろがね)町2201-5) 市ケ尾病院(市ケ尾町23-1) 江田記念病院(あざみ野南1-1) 青葉さわい病院(元石川町4300) 横浜新都市脳神経外科病院(荏田町433) たちばな台病院(たちばな台2-2-1) 緑協和病院(奈良町1802) 症状:〈軽症者〉生命の危険がなく、入院を要しないとき 受診する医療機関等:〈地域定点診療拠点(12カ所)〉 奈良小学校 田奈小学校 鴨志田緑小学校 みたけ台中学校 青葉台中学校 谷本中学校 荏田西小学校 あざみ野第二小学校 あざみ野中学校 嶮山(けんざん)小学校 元石川小学校 美しが丘小学校 巡回診療→地域防災拠点 症状:〈応急手当で対応可能な軽度の負傷者〉 受診する医療機関等:〈区民の自助・共助による応急手当〉 〇目印 赤色の旗…災害拠点病院 黄色の旗…災害時協力病院、地域定点診療拠点、一般の診療所 ※一般の診療所は、被災から概ね3日目以降、診療可能となった段階で、「診療中」の旗を掲げ、診療します。 地域定点診療拠点とは?  青葉区内で震度6弱以上の地震が観測された場合に、身近な場所で応急医療を迅速に実施するため、医療関係者(※)が参集し、地域の人と協力して主に軽症者の診療を行う場所のことです。 区内12カ所の地域防災拠点に併設され、体制が整った段階で他の地域防災拠点へ巡回診療を行います。 (※)医師会、歯科医師会、薬剤師会、柔道整復師会等 ☆この取組は青葉区が医師会等と進めている区独自の取組です。 なぜ受診する医療機関を分けているの? 大規模な災害が発生すると、医療機関にたくさんの負傷者が集まり、非常に混乱することが予想されます。 限りある医療資源を必要な人に届けるには、より症状の重い人を優先的に「災害拠点病院」・「災害時協力病院」で受け入れる必要があります。 災害発生時には多数の負傷者の治療を効率的に行うために、負傷者を重症度や緊急度などによって分類し、 治療や搬送の優先順位を決めること(トリアージ)が必要になります。 Yナース募集案内  Yナースとは、大地震発生時に、あらかじめ登録された医師、薬剤師、市職員らと共に横浜市防災計画に基づく「医療救護隊」として活動する看護職のことです。  区では、市内在住または在勤の保健師、助産師、看護師、准看護師の有資格者で発災時に地域定点診療拠点(区内12カ所)で負傷者の救護活動に従事していただける人を募集しています。 (ただし、病院勤務等で、災害時に、職場に参集することになっている人は原則除きます。) 〇Yナース研修を開催します 日時 10月27日(日)9時30分~13時(受付9時から) 会場 神奈川県ナースセンター(中区富士見町3-1「神奈川県総合医療会館」) 対象 市内在住・在勤の看護職 内容 ①横浜市における災害医療体制とYナースの役割/横浜市医療局救急・災害医療担当 ②災害看護 ~災害医療における看護職の役割~/国立大学法人 東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科共同災害看護学教授 佐々木 吉子さん 申込み 氏名、住所、電話番号、FAX番号、勤務先の名称・所属・電話番号・FAX番号を明記し、FAXかEメールで神奈川県看護協会医療安全・災害医療対策課 (電話263-2932 FAX263-2905 Eメールiryouanzen@kana-kango.or.jp)へ。10月25日必着 ■ペットを飼っている人は、災害時対策も忘れずに! 問合せ 環境衛生担当 電話978-2465 FAX978-2423  災害時に自宅が居住困難になってしまったら、ペットを連れて地域防災拠点(以下「拠点」)へ避難することが想定されます。  しかし、拠点には動物が苦手な人や動物アレルギーなどの理由で動物と一緒にいられない人もいるため、居住スペースで動物と一緒に生活することはできません。生活エリアとは別に一時飼育場所を設けることとなります。  一時飼育場所ではケージに入れることが基本となります。犬や猫はいざという時だけケージに入れることはとても難しいので、日頃からケージ等を用意して、入る訓練をしておきましょう。 ハウストレーニング 犬編 ポイント1 おやつ等を使いながら、ケージやキャリーケースの中が怖くない場所だと教えましょう。 ケージ等の中に入ったら飼い主の姿が見えなくなっても、落ち着いて過ごせるように慣れさせましょう。 ポイント2 中に入るのを怖がる犬には、最初は扉や屋根を外してみましょう。 ポイント3 頭だけでも入れたら、たくさんほめましょう。絶対にお尻を押してはダメ! 無理に促すとケージ等を嫌うようになってしまいます。 ハウストレーニング 猫編 ポイント1 普段から部屋にケージやキャリーケースを出しておき、慣れさせましょう。 自分の臭いの付いた敷物やお気に入りのおもちゃ、おやつ等を入れて、普段から「好きな場所」にしましょう。 ポイント2 スムーズに入れることができるよう、繰り返し練習をしましょう。 ポイント3 猫が嫌がるときは、バスタオルを活用しましょう。 ①猫の背後からバスタオルをかぶせて全体を包む。 ②バスタオルごとケージ等へ入れる。 ●こんな備えも必要です。 ・飼い主の明示をしましょう! 災害時にはペットと離ればなれになってしまうことがあります。 ペットを探すためには識別情報が重要です。 犬は犬鑑札と狂犬病予防注射済票を、その他のペットについても飼い主がわかる表示をしましょう。 また、マイクロチップの装着もおすすめします。(犬猫は助成制度があります。) ・健康管理も忘れずに! 混合ワクチン、狂犬病予防接種(犬の場合)、ダニ・ノミの駆除などを日頃から行いましょう。 ☆区役所3階62番窓口で「ペットのための防災手帳」を配布しています! ・預け先を確保しておきましょう! 飼い主のもとで飼育をすることができなくなった場合などのため、一時的にペットを預けることができる親戚、友人などをあらかじめ探しておくことも良いでしょう。 ・避難用具や備蓄品を準備しましょう! ペットの救援物資はすぐに届かないので、最低「5日分」以上の備蓄品を用意しましょう。 〈備蓄品例〉 ・ケージやキャリーケース ・フード ・水 ・ペットシーツ(猫用トイレ砂) ・薬  ・トイレットペーパー ・新聞紙 ・ビニール袋 ・食器 ・ペット手帳や飼育記録など 地域防災拠点でのペット受入れについてのルール作りなどを支援しています。 区役所では、各地域防災拠点の実情に応じたルール作りや「災害時ペット対策」を取り入れた地域防災拠点訓練の支援を行っています。  「横浜市 災害時のペット対策」で検索